ニトリの他社が出店できるマーケットプレイス、「Mirakl」と「CROSS MALL」を連携する「Connector for Mirakl」を導入
ニトリが、自社マーケットプレイス「ニトリネットマーケットプレイス」で、Miraklのマーケットプレイスシステムと「CROSS MALL」を連携する「Connector for Mirakl」を導入した。出店事業者が既存の運用環境を活用したまま参入しやすくなり、品ぞろえ拡大やオンボーディング迅速化につなげる。
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ニトリは、他社が出店できる自社マーケットプレイス「ニトリネットマーケットプレイス」で、フラッグシップが提供する「Connector for Mirakl」を導入した。Miraklで構築した「ニトリネットマーケットプレイス」と、アイルが提供するEC一元管理システム「CROSS MALL」の注文情報や在庫情報などを連携できるようにする。出店事業者が既存の運用環境を活用したまま参入しやすくすることで、マーケットプレイスの品ぞろえ拡大や出店企業のオンボーディング迅速化につなげる。

「CROSS MALL」を運用基盤とする事業者が、Miraklを導入した企業のマーケットプレイスに出店する場合、既存環境とは異なる運用や個別のシステム連携が必要となるケースがあり、参入時の障壁となっていた。
ニトリも、自社商材と親和性の高い商品を扱う企業の受け入れを進めるなかで、出店事業者側から求められていた「CROSS MALL」との連携が課題になっていたという。
今回の導入により、「CROSS MALL」を利用する出店事業者は、使い慣れた運用環境を活用しながら「ニトリネットマーケットプレイス」へ出店できるようになる。
商品管理、在庫管理、受注管理、出荷管理を既存の業務フローの延長で行えるため、新たな販路への参入に伴う業務負荷を抑えやすくなる。

「Connector for Mirakl」は、このほど本格提供を開始。ニトリでは4月から先行導入した。マーケットプレイス運営者が導入契約の主体となり、プラットフォームの標準機能として組み込む形を想定している。
出店事業者は、商品管理では他モールから出力した商品情報をMiraklの商品マスタに連携でき、出品作業を効率化できる。在庫情報も自動同期できるため、作業コストの削減や売り越しリスクの軽減につながる。
受注管理では、これまでMiraklの管理画面で個別に対応していた業務を「CROSS MALL」で一元管理できる。出荷処理やキャンセル処理なども「CROSS MALL」内で完結できるようになる。
さらに、受注後の在庫引き当てや出荷指示、出荷完了後の追跡番号の反映まで、一連の出荷業務を既存の運用環境の中でシームレスに進められるという。
「CROSS MALL」との連携に対応することで、複数のECモールに出店するセラーにとっても、既存の運用環境を活用して参加しやすいマーケットプレイスを構築する狙いがある。
ニトリ側にとっても、「CROSS MALL」との連携は出店企業の誘致やオンボーディングを進めるうえでのメリットとなる。
出店時のシステム対応に伴う負担を抑えられることで、より多くの事業者を受け入れやすくなり、マーケットプレイスの品ぞろえ拡大や事業成長を後押しする。
フラッグシップは今後、Miraklソリューションパートナーとして、Miraklを導入する企業のマーケットプレイスにおける連携・運用設計を支援し、「Connector for Mirakl」の機能拡充を進める。「CROSS MALL」に加え、主要なEC一元管理システムやERP、WMSなど、さまざまな外部システムとMiraklプラットフォームをつなぐコネクターの開発を通じて、マーケットプレイス運営者と出店事業者の双方を支援していくとしている。
ニトリは2026年1月に「ニトリネットマーケットプレイス」を開設。9月には取扱カテゴリーと出店者を拡大した。家具・インテリアにとどまらず、暮らしに関わる商品を幅広く扱うプラットフォーム型ECへと進化を遂げている。
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