セブン‐イレブンとヤマト運輸、フリマアプリやオンライン決済の発送荷物の手続きを簡素化する「セルフ発送機」を順次導入

セブン‐イレブン・ジャパンは、フリマアプリやオンライン決済を利用した荷物発送に対応する「セルフ発送機」を順次導入している。ヤマト運輸と共同で進める取り組みで、利用者はレジに並ばず発送手続きを完結でき、店舗の業務負荷軽減にもつなげる。

鳥栖 剛[執筆]

9月7日 9:30

セブン‐イレブン・ジャパンは8月26日、フリマアプリやオンラインサービスを利用した荷物発送に対応する「セルフ発送機」を順次導入していると発表した。利用者はレジに並ぶことなく、店内で発送手続きを完結できる。フリマ市場の拡大に伴う発送ニーズに対応するとともに、店舗の業務負荷軽減も図る。

セブン‐イレブンとヤマト運輸、フリマアプリやオンライン決済の発送荷物の手続きを簡素化する「セルフ発送機」を順次導入
セブン-イレブンに順次導入されている荷物発送に対応する「セルフ発送機」

「セルフ発送機」は、発送用バーコードをかざし、発行されたラベルを荷物に貼り、専用ボックスへ投函(とうかん)する3ステップで発送できる仕組み。セブン‐イレブンによると、テスト店舗ではバーコードの読み取りから投函までの所要時間は約10秒だったという。

セブン‐イレブンとヤマト運輸、フリマアプリやオンライン決済の発送荷物の手続きを簡素化する「セルフ発送機」を順次導入
発送手続きのフローは写真左からのようになる

レジを介さずに発送できるため、混雑時の待ち時間短縮や、利用者が入店後すぐに荷物を預けられる利便性向上につながるとしている。

導入の背景には、フリマ市場の拡大に伴う荷物発送ニーズの増加がある。セブン‐イレブン店舗では、宅配便受付のうち約8割をフリマ関連の発送が占めているという。

一方、従来のレジ受付では1件あたり数分の対応時間がかかり、店舗業務の負担増や混雑時の待ち時間が課題となっていた。利用者からも、レジを介さずセルフで発送手続きを完結できる仕組みを求める声が寄せられていたという。

セブン‐イレブンはヤマト運輸と共同で導入を進めており、対象はヤマト運輸が提供する配送サービス。案内ページでは、メルカリ、Yahoo!オークション、Yahoo!フリマ、楽天ラクマ、BOOTH、BASE、MECHAKARI、airCloset、ニッセン、Rentio、ヤマト運輸の「宅急便をスマホで送る」などからの発送に対応するとしている。セブン‐イレブンを発送場所として選択できるサービスが対象で、手書き伝票による発送には対応しない。

先行導入したテスト店舗では、セルフ発送機の利用が定着し、レジでの受付件数が減少した店舗もあったという。セブン‐イレブンは、レジ対応時間の短縮による店舗業務量の軽減に加え、店舗によっては発送受付件数全体が増加したケースも確認したとしている。

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