偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用

BASEの調査結果では、全体の89.5%が偏愛消費を経験していると回答。特に20代以下では96.6%、30代では95.3%と、若年層ほどその傾向が強い。

鳥栖 剛[執筆]

2025年12月22日 9:30

BASEが12月18日、決済機能などの購入者向けショッピングサービス「Pay ID」のユーザーを対象に実施した「偏愛消費」に関する調査の結果を発表した。ユーザーの約9割が「特定の物への強い愛やこだわり(偏愛)」による消費を経験していることが明らかになった。

偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用
BASEは「Pay ID」において「偏愛消費」について独自調査した

偏愛消費の有無

全体の89.5%が偏愛消費を経験していると回答した。

偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用
89.5%が偏愛消費の経験ありと回答

年代別の傾向では20代以下で96.6%、30代は95.3%と、若年層ほどその傾向が強い。40代は89.4%、50代は88.7%、60代以上でも80.0%と幅広い世代で偏愛消費が浸透している。

偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用
若年層ほど偏愛消費が多い傾向に

また、一度偏愛の対象ができると長く続く傾向があり、35.1%が「偏愛歴10年以上」と答えている。

偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用
35.1%は偏愛歴10年以上

偏愛消費をする理由

偏愛消費に費用をかける理由として、「生活の楽しみだから」が75.0%で最多。「自分へのご褒美」(50.5%)、「ストレス発散になるから」(35.0%)が続いた。自分の気持ちを満たすことを目的に偏愛消費をするユーザーが多い。

偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用
自分の気持ちを満たすことを目的に偏愛消費をするユーザーが多い

偏愛消費にかける費用

月平均の偏愛消費額について、毎月一定の金額を支出している回答者が67.3%にのぼり、そのうち「1〜3万円」が25.1%で最多だった。

偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用
毎月一定の金額を支出している回答者が67.3%

物価高騰による偏愛消費にかける支出額への影響について、「変わらない」が53.9%、「増えた」が12.0%。偏愛消費は一時的な楽しみや気分転換にとどまらず、物価高の環境下でも支出の優先度が揺るがない、生活に根付いた存在になっている。

偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用
物価高でも半数が偏愛消費にかける費用は変わらず

偏愛の対象を知るきっかけ

偏愛の対象を知るきっかけは、「SNS」が60.2%で最も多く、特に日々の情報収集に「Instagram」を利用する人が68.9%に達した。

偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用

また、直近3か月以内の偏愛消費の購入場所は「ECサイト・ショッピングアプリ」が65.2%で最多。SNSで知った商品をオンラインで購入する流れが定着しているようだ。

偏愛消費の「経験あり」は約9割、きっかけは6割以上がSNS。約7割が「Instagram」を日々の情報収集に利用
偏愛消費の買い場はオンラインが中心

調査概要

  • 調査内容:偏愛消費の動向について
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2025年8月22日~8月31日
  • 調査対象:「Pay IDアプリ」ユーザー
  • 有効回答数:783
あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

エージェンティックサーチ時代のEC戦略。なぜ今、検索とUGCの強化が不可欠なのか 10月14日 7:00 BtoB-ECの収益を決めるリピート率はどう伸ばす? チャネルトーク×ZETAが明かす「検索×AIチャット」を活用した業務自動化とCX向上 10月5日 8:00 「売上増」と「利益率改善」をどう両立する? 世界153社のデータから見るAIエージェント時代のEC戦略が学べる資料【PDFを無料提供】 10月2日 7:00 カゴ落ち率を改善する3ステップ・アクションプラン。広告費を増やす前にふさぐべき、ECサイト最後のバケツの穴「決済承認率」改善方法 9月29日 8:00 【海外事例4選】BtoBコマースの新潮流とは? マーケットプレイス活用と「エージェンティックコマース」への備え 9月28日 7:00 CVR改善と不正利用対策を両立。美容家電の公式ECに学ぶ「Amazon Pay」導入の実際 9月10日 8:00 顧客の8割は「なんとなく」離脱する。ECリピート売上を最大化する7つの鉄板シナリオをアクションリンクが公開 8月3日 7:00 ストア評価2.5→3.8へ! 三陽商会の「SANYO公式アプリ」、リニューアル成功の裏側とOMO戦略 7月29日 8:00 決済承認率15%改善、不正率ほぼゼロを実現。「and ST」が導入したRiskifiedの網羅的な不正対策アプローチ 7月14日 7:00 ECビジネスに有効! リピート促進や顧客満足度向上に直結する「LINE通知メッセージ」とは? 6月22日 7:00