Repro、ページ遷移の表示時間2倍高速化+ユーザー体感速度アップする機能を提供開始

Reproは提供するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」に、表示速度を大幅にアップする新機能を搭載した。さらに、ユーザーの体感速度をアップする機能も同時に提供を始めた

大嶋 喜子[執筆]

1月22日 11:00

Reproはサイトスピード改善ツール「Repro Booster」において、従来よりもさらに大幅な表示速度向上を実現する「0(ゼロ)秒表示エンジン」、ユーザーが実際に操作する際の体感速度を改善する「INP(クリックレスポンス)高速化機能」「スマートUX機能」の提供を始めた。エンドユーザーの体験価値を表示速度と体感速度の両面から強化している。

「Repro Booster」の強みは表示速度の高速化。今回のアップデートでは高速化技術をさらに引き上げ、新開発した「0秒表示エンジン」を搭載した。従来の高速化手法では難しかった表示時間のさらなる短縮が可能になるという。

ユーザーが操作中に「遅い」と感じる瞬間を減らすため、「INP高速化機能」と「スマートUX機能」も追加。両機能は、タップ後の遅延やページ切り替え時のエンドユーザーの違和感を抑える。

「Repro Booster」3つの新機能

ページ遷移時の表示速度を引き上げる「0秒表示エンジン」

従来は遷移先ページの構造データのみを事前に取得していたが、遷移先ページの読み込みから描画まで先に完了させる方式にシフトし、「Repro Booster」独自の仕組みとしてアップデートした。体感レベルでも一段と“速い”と感じられる高速表示を可能にするという。

「0秒表示エンジン」による高速表示のイメージ
「0秒表示エンジン」による高速表示のイメージ

操作してから反応するまでの時間を短縮する「INP高速化機能」

「INP高速化機能」は、「Core Web Vitals(Googleが推奨するウェブページの体験品質を示す指標群)」の指標であるINP(ユーザー操作後の反応時間を評価する操作性指標)を直接改善する「Repro Booster」独自の機能。

クリックやタップの直後に行われる処理を最適化し、表示に関係のない重い処理を後ろ倒しにすることで、操作してから反応するまでの時間を短縮する。これにより、「押しても動かない」「反応が遅い」とユーザーが感じる瞬間を抑え、操作時のストレスを軽減する。

エンドユーザーが操作してから反応するまでの時間を短縮する「INP高速化機能」
エンドユーザーが操作してから反応するまでの時間を短縮する「INP高速化機能」(左)

遷移遅延時にローディング演出を表示する「スマートUX機能」

「スマートUX機能」は、ページ遷移に時間がかかるタイミングを自動で検知し、その瞬間だけローディング演出を表示する「Repro Booster」独自の機能。スムーズな印象を保ちながら、没入感のあるサイト体験を演出する。

ページ遷移が遅れやすい場面で、ページ切り替え時の間を自然に見せることで、エンドユーザーの体感的なストレスをやわらげる。ローディング演出には自社ロゴなどのブランド要素を組み込むことも可能。速度低下が起きやすい場面でも統一されたブランド体験を提供できる。

遷移遅延時にローディングを演出する「スマートUX機能」
遷移遅延時にローディングを演出する「スマートUX機能」(左)

新機能の効果と事例

「0秒表示エンジン」は約2倍高速化

検証対象サイトで「0秒表示エンジン」を適用した結果、非適用群と比べて表示速度が約2倍の高速化が確認されたという。

新機能「0秒表示エンジン」の効果検証の結果
新機能「0秒表示エンジン」の効果検証の結果

「INP高速化機能」でINP値を約4分の1に短縮

エフ・ディ・シィ・プロダクツが運営する「4℃ JEWELRY ONLINE SHOP」で「Repro Booster」によるA/Bテストを実施したところ、「INP高速化機能」の非適用群ではINPの中央値が768ミリ秒だったのに対し、適用群では200ミリ秒となり、応答時間が約4分の1に短縮されたという。

この結果は「Core Web Vitals」のINP評価基準に照らしても、操作応答の水準が「POOR(不良)」相当から「GOOD(良好)」相当へと引き上げられたことを示しているという。クリックやタップ直後に生じていた操作の引っかかりが大幅に軽減され、ユーザーがストレスを感じにくい、スムーズで快適な操作体験を実現している。

「INP高速化機能」によるINP(クリックレスポンス)の改善事例
「INP高速化機能」によるINP(クリックレスポンス)の改善事例

「Repro Booster」導入により複数のサイトでCVRが5%以上改善

アパレルECサイトをはじめとする複数のECサイトや、サイト上で比較検討が多く行われる不動産比較サイトにおいて、「Repro Booster」導入前後でA/Bテストを実施した結果、複数のサイトでCVRの改善が確認されたという。導入企業ではページ表示や操作時の待ち時間が短縮され、ユーザーがストレスを感じにくい閲覧・操作環境に改善。その結果、購入や申し込みといった次のアクションにつながりやすい状態が確認されているという。

「Repro Booster」後のCVR改善例
「Repro Booster」後のCVR改善例

製品タグラインを刷新

アップデートにあわせ、Reproは「Repro Booster」の製品タグラインを刷新した。キャッチコピー「タグを入れたその日から、Webサイトが速くなる」を軸に、タグラインを「サイト高速化で収益改善ツール」へと再定義。製品が提供する価値をより明確に伝えるメッセージにアップデートした。

従前の製品タグライン(左)、アップデートした製品タグライン(右)
従前の製品タグライン(左)、アップデートした製品タグライン(右)
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