日本郵便が「国際特定記録」の料金割引を2027年度中に新設、国際宅配便の新配送サービスも開始予定

日本郵便が、越境EC事業者向けに「国際特定記録」の料金割引を2027年度中に新設するほか、国際宅配便「UGX(ゆうグローバルエクスプレス)」の新たな配送サービスも開始する予定。

鳥栖 剛[執筆]

7:30

日本郵便は10月9日、越境EC事業者向けの新たな施策として、「国際特定記録」として差し出す「国際エアパケット郵便物」の料金割引を2027年度中に新設すると発表した。あわせて、国際宅配便「UGX(ゆうグローバルエクスプレス)」の新たな配送サービスも開始する予定。詳細は今後、別途公表する。

日本郵便が「国際特定記録」の料金割引を2027年度中に新設、国際宅配便の新配送サービスも開始予定
「国際エアパケット」のサービスサイトのトップ画面(画像は編集部がキャプチャ)

越境EC市場の拡大や販売事業者の増加を背景に、同社は低料金で追跡可能な小口配送サービスへの需要が高まっていると説明。新たな施策を通じて、越境EC事業の拡大やサービスの利用促進を支援する。

日本郵便は、越境EC事業者向けの施策として、2027年度中に「国際特定記録」の料金割引を新設する。対象となるのは、「国際特定記録」として差し出す「国際エアパケット郵便物」。割引の適用条件や具体的な料金などは、今後発表する。

「国際エアパケット」は、2026年6月に「国際eパケットライト」から名称変更したサービス。2kgまでの小形包装物を航空便で海外に送り、追跡機能によって配送状況を確認できるほか、届け先の郵便受けに配達する。現在の料金には、国際特定記録料370円が含まれている。

今回の割引制度は、こうした追跡可能な小口配送サービスの料金負担を軽減し、越境EC事業者の利用を促す狙いがあると見られる。

国際宅配便「UGX(ゆうグローバルエクスプレス)」についても、新たな配送サービスを開始する予定だ。

UGXは、日本郵便が海外の物流事業者と連携して提供する国際宅配便サービスで、海外向け配送や越境ECなどでの利用を想定している。EMS(国際スピード郵便)では取り扱えない規定外サイズの荷物にも対応できる点などが特長だ。

日本郵便が「国際特定記録」の料金割引を2027年度中に新設、国際宅配便の新配送サービスも開始予定
「UGX」のサービスサイトのトップ画面(画像は編集部がキャプチャ)

日本郵便は今後も、越境EC市場の発展に向けて、新たな商品・サービスの拡充に取り組む方針を示している。

あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

エージェンティックサーチ時代のEC戦略。なぜ今、検索とUGCの強化が不可欠なのか 7:00 BtoB-ECの収益を決めるリピート率はどう伸ばす? チャネルトーク×ZETAが明かす「検索×AIチャット」を活用した業務自動化とCX向上 10月5日 8:00 「売上増」と「利益率改善」をどう両立する? 世界153社のデータから見るAIエージェント時代のEC戦略が学べる資料【PDFを無料提供】 10月2日 7:00 カゴ落ち率を改善する3ステップ・アクションプラン。広告費を増やす前にふさぐべき、ECサイト最後のバケツの穴「決済承認率」改善方法 9月29日 8:00 【海外事例4選】BtoBコマースの新潮流とは? マーケットプレイス活用と「エージェンティックコマース」への備え 9月28日 7:00 CVR改善と不正利用対策を両立。美容家電の公式ECに学ぶ「Amazon Pay」導入の実際 9月10日 8:00 顧客の8割は「なんとなく」離脱する。ECリピート売上を最大化する7つの鉄板シナリオをアクションリンクが公開 8月3日 7:00 ストア評価2.5→3.8へ! 三陽商会の「SANYO公式アプリ」、リニューアル成功の裏側とOMO戦略 7月29日 8:00 決済承認率15%改善、不正率ほぼゼロを実現。「and ST」が導入したRiskifiedの網羅的な不正対策アプローチ 7月14日 7:00 ECビジネスに有効! リピート促進や顧客満足度向上に直結する「LINE通知メッセージ」とは? 6月22日 7:00