2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは?

eコマース革命から1年半、Yahoo!ショッピングが仕掛ける2015年の施策は「買い手を増やすこと」

ヤフー広報部にYahoo!ショッピングの現状と今後について話を聞いた

中川 昌俊

2015年4月2日 7:00

2013年10月から始まった、出店料や手数料などを無料にする「eコマース革命」から1年半が経過した。その成果をヤフーではどのように捉えているのか。2015年の戦略を含めてヤフー広報部に話を聞いた。

商品数は増えたので、次は買い手を増やす施策を強化する

――eコマース革命から1年強が過ぎましたが、現状をどう捉えていますか。

「eコマース革命」にはいくつか段階があります。プランとしては、まず売り手を増やす、次に商品数、続いて買い手を増やすことです。

1年強が過ぎ、ショップ数は約27万店、商品数は1.5億点(2015年2月末時点)と劇的に伸ばすことができました。また、取り扱い金額に関しても、直近の決算で前年比11.5%増を達成するなど、成果が出てきています。

引き続き、新規出店や既存店舗のサポートには尽力してきます。今後注力していきたいのは、集客(=買い手を増やす)です。集客面はまだまだだと考えているため、ショッピング事業の各部門が一丸となり施策を展開していく考えです。

出典は2015年3月期第3四半期決算説明会資料

――出店料などの無料化で、一度ネットで販売を始めたものの、売れないために更新をせず、空き家のような状態のショップが増えるのではないかという懸念があります。その点はどうでしょうか。

「eコマース革命」の一番のインパクトは、出店料やロイヤルティを無料にしたことですが、このことで、期間限定の短期営業も可能となります。たとえば、出荷時期が限られる第一次産業の産品(農作物や水産物など)や、期間限定販売のイベントグッズなども気軽に販売することができるようになります。そのようなストアは、そもそもアクティブな期間が限られるので、アクティブ率を高めることが重要だとはあまり考えていません。

今後は大手ストアも増やしていますが、さまざまなタイプの売り手が増えることで、お客さまにより多くの選択肢を提供できると考えています。

――今年(2015年)の具体的な施策は。

買い手を増やす施策をいろいろと展開していく予定です。先月に行った期間限定の「Yahoo!プレミアム会員なら毎日ポイント5倍キャンペーン」(3月1日~31日)など、「Yahoo! JAPAN」負担でのポイントキャンペーンを発展的に開催していくことを検討中です。

より快適で使い勝手の良いサイトにするため、機能面での改善も引き続き行っていきます。具体的な予定については、今後決まり次第、随時お知らせしていきます。

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