ナノ・ユニバースが「STAFF START」を導入。導入企業初、商品画像とスタッフコーデを同時掲載

ファッションブランドの「ナノ・ユニバース」が、店舗スタッフのデジタル接客と貢献度の可視化をサポートする「STAFF START」を採用したと発表。導入企業としては初となる、スタッフによるコーディネート画像を商品一覧ページに併せて表示する形式を採用している

公文 紫都

2020年10月13日 10:00

ナノ・ユニバースは、アパレル店員のデジタル接客を支援する「STAFF START」を導入したと発表。導入企業としては初となる、通販サイトの商品一覧ページに、商品画像とスタッフによるコーディネート画像を同時掲載する形式を採用した。

商品画像とスタッフコーディネートを同時掲載

「STAFF START」を導入するアパレル企業は増えており、最も利用されているのが「コーディネート投稿機能」。実店舗の販売スタッフが撮影したコーディネート画像に、商品情報などをひもづけてECサイトやSNSに投稿するというもの。投稿を通じて、商品の紹介やコーディネート提案といった接客対応を行うことができる。

「ナノ・ユニバース」も「STAFF START」を利用。所属スタッフによるコーディネート投稿、ECサイトとアプリへのスタッフコーディネートの掲載を開始する。また、スタッフコンテンツの活用による初の取り組みとして、ECサイトの商品一覧ページに、スタッフによるコーディネート画像を同時掲載する形式を採用した。

「COORDINATE」と表記のあるものがスタッフによるコーディネート画像(画像:バニッシュ・スタンダード提供)

従来は、モデルが着用している商品画像と、店舗のスタッフが商品を使ってコーディネートを提案するスタッフコーディネートがそれぞれ別のエリアに表示されていたが、ナノ・ユニバースのECサイトではこれら2つを区別せず、一覧で表示される。コーディネートを表示する、しないの選択も可能。

「STAFF START」を運営するバニッシュ・スタンダードは、この取り組みについて、「ECサイトに訪れた顧客の商品選定の幅が広がり、購入意思決定に貢献すると考えられる」と説明。

「ナノ・ユニバース」アプリ内でのスタッフコーディネート例(画像:バニッシュ・スタンダード提供)

「STAFF START」を導入したナノ・ユニバース 経営企画本部WEB戦略部 部長 越智将平氏は、次のようにコメントしている。

近年、ECサイトやモバイルアプリ特有の利便性が注目される世の中ではありますが、店舗スタッフによるお客様への応対は、WEBだけでは置き換えられない重要な顧客接点だと考えています。そんなブランドイメージの根底を支える彼らの役割は、図らずもCOVID-19によって重要度が増すことになりました。

商業施設の集客が減少してしまった中で、STAFF STARTによって、彼らのコーディネート力は外へ発信することが可能になり、その効果は大きな可能性を秘めています。もちろんEC内での販売促進効果を期待もしていますが、集客の減る店舗の中で将来に不安を感じていた店舗スタッフ達が「自分達がブランドを成長させるんだ」という新たなモチベーションを得てくれたことが、何より得難い効果だと感じています。

ナノ・ユニバース 経営企画本部WEB戦略部 部長 越智将平氏

カンブリア宮殿でも紹介。注目集まる「STAFF START」とは?

「STAFF START」は、実店舗に所属する販売員の、自社ECサイトやSNS上での「デジタル接客」を支援するサービス。スタッフのオンライン上でのコミュニケーションや投稿が、どの程度売り上げにつながっているか、個人成績がすべて数値化されるのが特徴。

サービスリリースから約4年で、ファッションや化粧品など1000以上のブランドが導入している。2019年9月から2020年8月の流通金額は、昨年比300%を超える約882億円を達成。急成長を遂げている。

2020年7月には、ヤプリとの提携も発表。「STAFF START」を通して店舗スタッフが自社サイトへ投稿したコーディネートを、自動でネイティブアプリ化し配信できるようになった。

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