DIYのネット通販を手がける大都は4月、建設・製造業向けBtoB-ECサイト「トラノテ」において、現場で必要な資材を最短で受け取れる倉庫受取サービス「トラノテ ピットイン」の拠点を新たに2か所開設した。これにより、「トラノテ」が即日調達可能な金額は、全体で60億円超へと拡大する。
今回、新たに追加した「トラノテ ピットイン」の拠点は次の通り。
- 大都の自社物流センター「DAITO Depot N5」:所在地は大阪市住之江区。職人の必需品である電動工具を戦略在庫として多く保有する。在庫金額約3億円規模の自社拠点として物流の機動力を高める。
- 工場用副資材の専門商社・トラスコ中山の「プラネット大阪」:所在地は大阪府堺市。関西エリアの旗艦物流センターとなっている。商品の取り扱いは約37万アイテム。在庫金額は約50億円。
今後はトラスコ中山の全国の主要プラネット拠点に加え、 親会社のカインズが運営するプロ向けの建築資材ショップ「C'zPro」の実店舗を「トラノテ ピットイン」の受け取り拠点として順次拡大する。※2025年10月にホームセンターのカインズが資本提携関係にある大都の全株式取得に向け、基本合意を締結したと発表した。大都によるカインズへの株式譲渡は2025年12月30日付で完了した。
大都はカインズの店舗網と物流ネットワークを「トラノテ」によって統合し、「現場を止めないサプライチェーン」をめざすとしている。これまでにパートナーシップを築いてきたメーカーや商社の倉庫とも連携し、全国規模での即日受け取り体制の構築を図る。
「トラノテ ピットイン」の特長
「トラノテ ピットイン」は、必要な資材を「探す」のではなく「受け取るだけ」に特化した倉庫引き取りサービス。トラスコ中山が運営する物流センターの1つ「トラスコ中山 プラネット北海道」で2025年12月に先行運用を開始した。サービスの特長は次の通り。
- 顧客はECサイト上で在庫確認、注文、決済まですべて完了できる
- 顧客は受け取り拠点でほしいアイテムをすぐに受け取り可能
- 顧客が店舗で買い回りをする手間がゼロになる
- 顧客が現場から離脱する時間を大幅に削減する
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