瀧川 正実 2020/4/3 14:50

ヤマト運輸は4月3日、千葉県・流山主管支店南花島支店(千葉県松戸市南花島3-37-1)に勤務し、集配を行うセールスドライバーの社員2人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。

複数名の感染者が発生したことから、流山主管支店南花島支店に勤務する全社員と派遣社員は自宅待機をし、健康状態を経過観察するとしている。

流山主管支店南花島支店が担当するエリアの集配業務は、近隣店所が継続するものの、宅急便などサービスの提供に遅れが発生する可能性があるという。

消毒作業を行うため4月3日から窓口業務を休止。利用者には近隣の松戸三ヶ月センター(松戸市三ヶ月1328)、松戸大橋センター(松戸市大橋1119-1)の利用を案内している。

流山主管支店南花島支店の対象エリアは、吉井町・竹ケ花西町・竹ケ花・小根本・岩瀬・根本・南花島・仲井町・千駄堀・樋野口・緑ヶ丘・胡録台。

ヤマト運輸の新型コロナ感染の拡大防止対策

ヤマト運輸では荷物の集荷や配送時、社員のマスク着用を推進。また、セールスドライバーが送り先住所の自宅に伺った際、受取人が要望した場所へ荷物を届ける配送方法を一時的に採用している。

受取人がインターホンなどで希望場所をセールスドライバーに伝えれば、玄関前などに荷物を置く。従来の業務フローでは受取人の受領品が必要になるが、受取人から希望があった旨をセールスドライバーが配達票に記載することで受領印に代えるとしている。なお、電話などの依頼による不在中の配送は受け付けない。

対面手渡し以外の配送方法としてはオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」も推奨。設置している駅、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、駐車場、公共施設などでの宅急便の活用を案内している。

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