瀧川 正実 2020/3/9 15:15

【更新】佐川急便は3月12日、宅配協力会社社員が新型コロナウィルスに感染したことについて、消毒作業などを終えた愛知県名古屋市の港営業所の集配業務の遅延が解消したと発表した。

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佐川急便は3月9日の17時、宅配協力会社社員が新型コロナウィルスに感染したことについて、愛知県名古屋市の港営業所の消毒作業を終え、業務を再開したと発表した。集配業務については遅延の恐れがあるとしている。

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佐川急便は3月9日、愛知県名古屋市港区の港営業所の宅配協力会社社員が新型コロナウィルスへの感染検査で陽性だったと発表した。

港営業所の業務を一旦停止し、業務スペース、トラックなどの消毒作業を実施した後、業務を再開する。

なお、営業所の一時閉鎖に伴い、業務は名古屋営業所が対応。集配業務に遅れが生じる可能性があるとしている。

また、社内の濃厚接触者と思われる従業員を特定し、一時自宅待機を指示。濃厚接触者と思われる利用者の調査を実施し、所轄保健所の指示に従うという。

佐川急便では全営業所で、出社時・入館時に関係者を含む従業員の検温を実施。該当者は3月7日、出社時の検温で発熱があることから乗務せず、医療機関を受診していたという。

港営業所の全従業員にはマスクの着用の義務化、出社時の検温、手洗い、うがい、アルコール消毒など感染防止対策を徹底するとしている。

ラストワンマイルを巡る新型コロナウイルス感染では日本郵便で配達業務を担当している社員の感染を確認。新型コロナウイルスに感染した社員が勤務していた郵便局では消毒作業などにより業務を一時停止した。

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