クラダシが自社開発した“滞留予測AI”とは?過剰在庫の未然防止システムを提供開始

クラダシはサービスの提供を通じて「フードロスを生まない」仕組みの構築を支援し、サプライチェーン全体の最適化を図る。従来からの事業でクラダシが買い取り、売り切ってきたマーケットプレイスとしての実務基盤を生かす

大嶋 喜子[執筆]

5月13日 7:30

クラダシはこのほど、食品メーカー向けにフードロスを未然に防ぐための滞留在庫予測サービス「Kuradashi Forecast」の提供を開始すると発表した。いつ・どれだけ余るかを可視化し、最適な販促アクションを提示する。

運営するフードロス削減のECサイト「Kuradashi」での販売を通じて独自の滞留予測エンジンを自社で開発。食品メーカーが抱えた過剰在庫は「Kuradashi」での買い取りも提案する。

「Kuradashi Forecast」は、メーカーの在庫管理・販売管理データをAPIやCSVで連携し、滞留予測エンジンによって「滞留リスクの高い危険SKU」を早期に判定するサービス。滞留の可能性がある商品を可視化し、的確なアクションを促す。また、蓄積されるデータを導入企業が商品設計や生産計画に活用することで、「フードロスを生まない」仕組みの構築を支援する。

「Kuradashi Forecast」の主な機能と特長は次の通り。

  • 危険SKUの早期判定:在庫量、賞味期限、出荷ペースを統合し、残日数・在庫量・ 消化速度に過去の販売知見を掛け合わせ、いつ、どれだけ余るかを予測する。
  • 推奨アクションの提示:最適な「推奨売価帯」の提示、「Kuradashi」での買い取り提案など、具体的なアクションを提示する。
  • 実務データに基づくロジック:市場の価格反応に基づいた実効性の高いロジックを提供する。これまでにクラダシが買い取り、売り切ってきた実務基盤をベースとする。
「Kuradashi Forecast」の機能や特長
「Kuradashi Forecast」の機能や特長

クラダシはこれまで、フードロスの危機にある商品を買い取り、「Kuradashi」で販売する「1.5次流通」を行ってきた。発生したロスを救うだけでなく、ロスの発生を未然に防ぐアプローチも必要だという考えから、独自の滞留在庫予測エンジンを開発した。

あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

エージェンティックサーチ時代のEC戦略。なぜ今、検索とUGCの強化が不可欠なのか 10月14日 7:00 BtoB-ECの収益を決めるリピート率はどう伸ばす? チャネルトーク×ZETAが明かす「検索×AIチャット」を活用した業務自動化とCX向上 10月5日 8:00 「売上増」と「利益率改善」をどう両立する? 世界153社のデータから見るAIエージェント時代のEC戦略が学べる資料【PDFを無料提供】 10月2日 7:00 カゴ落ち率を改善する3ステップ・アクションプラン。広告費を増やす前にふさぐべき、ECサイト最後のバケツの穴「決済承認率」改善方法 9月29日 8:00 【海外事例4選】BtoBコマースの新潮流とは? マーケットプレイス活用と「エージェンティックコマース」への備え 9月28日 7:00 CVR改善と不正利用対策を両立。美容家電の公式ECに学ぶ「Amazon Pay」導入の実際 9月10日 8:00 顧客の8割は「なんとなく」離脱する。ECリピート売上を最大化する7つの鉄板シナリオをアクションリンクが公開 8月3日 7:00 ストア評価2.5→3.8へ! 三陽商会の「SANYO公式アプリ」、リニューアル成功の裏側とOMO戦略 7月29日 8:00 決済承認率15%改善、不正率ほぼゼロを実現。「and ST」が導入したRiskifiedの網羅的な不正対策アプローチ 7月14日 7:00 ECビジネスに有効! リピート促進や顧客満足度向上に直結する「LINE通知メッセージ」とは? 6月22日 7:00