「スーパーにない肉」が口コミ数No.1! EC売上爆増の裏側を分析
流通に乗らない珍しいお肉で売り上げる仕入れ術

1953年創業の精肉店、株式会社佐藤食肉(本社:新潟県阿賀野市、代表取締役:佐藤広国)は、自社EC部門の売上が前年比208%となった急成長(2026年9月15日発表)の追跡調査として、通販サイト「佐藤食肉ミートセンター 楽天市場店」に寄せられた商品レビュー1,357件を分析し、その結果を初めて公開します。
▶ 前回のプレスリリース:前年比208%・年商1億円突破! 499アイテムの「逆張り戦略」が生んだ急成長
直近1年の口コミは928件で、前年同期の約7倍に増えました。口コミ数の1位は、一般のスーパーにはほとんど並ばない「新潟親鳥モモ肉」。購入目的が記された口コミの52%は、「はじめて」の購入でした。
このニッチ部位の需要を受けて、一般的に流通している成豚からは取れない「リブフィンガー」を、親豚から切り出した幻の部位「杖のカルビ」の販売をスタート。今回は調査結果と合わせて、一般には出回らない珍しいお肉を商品として届ける、精肉店の仕入れの裏側もご紹介します。
【口コミ分析】
楽天市場店の口コミ1,357件から見えた、ニッチ部位の人気楽天市場店に寄せられた口コミ1,357件を、評価・本文・購入目的の3つの角度から分析しました。見えてきたのは、スーパーでは手に入らない肉を求めて、新しいお客様が通販にたどり着き、そのままリピーターになっている姿です。分析から分かったことは、次の4つです。
☑︎ 投稿数は前年の約7倍、半数が「はじめて」の購入者
楽天市場店の口コミは、2025年1~11月には毎月20件未満でした。しかし、2026年3月以降は毎月80件を超え、9月は115件と前年同月(18件)の6倍を上回っています。
購入目的が記された口コミのうち、52%が「はじめて」の購入。また、「スーパーでは見かけない」「探していた」という趣旨の口コミは101件ありました。佐藤食肉のECサイトは、近所では買えない肉を探しているお客様のニッチなニーズに応えるサイトへと成長しています。

画像2:楽天市場店の口コミ件数の推移(2025年1月~2026年10月26日)
☑︎ 件数1位は、一般流通に乗りにくい「親鳥(おやどり)」
親鳥とは、卵を産み終えた鶏のこと。スーパーで売られている若鶏(ブロイラー)は、ふ化後3か月未満で出荷されますが、親鳥は生後おおよそ1年半~2年強の鶏です。その肉質は旨みが強く、噛むほどに味が出る一方、肉が硬いため一般のスーパーにはほとんど並びません。
佐藤食肉の楽天市場店では、そんな新潟親鳥モモ肉が口コミ数で全商品のトップに。親鳥の口コミ149件のうち、70件が噛みごたえなどの「食感」に、24件が「近所で買えない」「探していた」ことに触れていました。

画像3:口コミ数ランキング(直近1年)
☑︎ 満足度上位5商品は低評価ゼロ、4割がリピート
満足度の上位5商品に寄せられた口コミ120件には、★3以下の評価が1件もありませんでした。★5の割合は91%で、全商品平均の79%を大きく上回ります。なかでも国産鶏砂肝は、20件すべてが★5でした。
上位5商品の口コミの約4割(47件)は、リピート購入に触れています。豚タン軟骨は22件中14件と、一度食べたら買い続ける「やみつき系」の部位。若鶏チューリップでは、25件中12件が「スーパーで見かけない」「探していた」ことに、10件が家族や子どもに触れており、家庭の定番として選ばれています。

画像4:満足度ランキング(直近1年)
☑︎ 想定外のペット需要が1年で約4倍に、1位は鶏冠(トサカ)
ペット用途に触れた口コミは11商品・32件にのぼり、直近1年は19件と前年同期(5件)の約4倍に増えました。最も多いのは鶏冠で、口コミ17件のうち15件が愛犬用です。
目立つのは、ジャーキーやおやつを自宅で手作りする飼い主さん。手作りに触れた口コミは15件ありました。小分けで使いやすいこと、市販品より安いこと、新鮮で臭みがないことが選ばれる理由です。大型犬や多頭飼いの家庭からの声も多く、量が必要な飼い主にとって、精肉店の大容量パックがちょうどよい選択肢になっています。

【仕入れの裏側】
生産者から出るものを、すべて買い取る佐藤食肉では生産者と全頭買いの契約を結び、生産者から出てくるものはすべて買い取ります。例えば豚なら、子豚から一般流通している成豚、そして親豚まで。全頭買いを約束することで、生産者は売り先を心配せず、安心して育てることに専念できます。そしてこの仕入れ方こそが、佐藤食肉のいちばんの強み。その理由は3つあります。
☑︎ 誰も扱わない部位こそ、品ぞろえの武器になる
親鳥や親豚は、肉質が硬く、安定して数をそろえにくいため、一般の流通ではあまり扱われません。多くの事業者が手を出さないこうした肉は、言い換えればほかでは手に入らない貴重な部位。全頭買いだからこそ実現できる、佐藤食肉ならではの強みです。
☑︎ 欠品しないから、いつでもチルドで届けられる
生産者が出荷する豚をすべて引き受けるため、生育状況に左右されず安定して入荷できます。だから商品が欠品せず、注文にいつでも応えられます。さらに、冷凍ではなく冷蔵(チルド)での出荷にも対応。冷凍品には保存設備と場所が必要で、解凍にも時間と人手がかかります。すぐに使えるチルド品を安定して届けられることは、飲食店などのお客様にとって大きな価値です。
☑︎ 規格外も、ムダにせず価値に変える
野菜の「A品・B品」のように、肉にも規格外があります。佐藤食肉は規格外の肉も、一般向けと自社工場での加工用に振り分け、それぞれの用途に見合った価格で販売します。どんな肉にも適正な値段をつけて売り切る販路があるからこそ、生産者は安心して出荷でき、お客様は手頃な価格で良い肉を手にできます。
【ニッチ需要から生まれた新部位】
親豚だから切り出せる「杖のカルビ」口コミで見えたニッチ部位の需要を受けて、佐藤食肉は2026年9月、新たな部位「幻の豚『杖のカルビ』」をラインナップに加えました。
リブフィンガーは、あばら骨の間にある細長い肉で、牛肉では焼肉の定番。ですが、生後6か月前後で出荷される成豚は、部位として切り出せません。全頭買いで入荷する大きな親豚だからこそ、商品にできる、いわば希少部位。手間がかかる割に高くは売れないため、同業者からは「豚から取るのか」と驚かれる部位かもしれません。
名前の由来は、韓国で牛のリブフィンガーを杖に見立てて呼ぶ「杖カルビ(チパンカルビ)」に倣いました。ほどよい脂の甘みと濃い赤身の旨みが特長、焼肉やBBQに向いています。

▶ 商品ページ:https://sato-mc-shop.com/?pid=193613774
【代表取締役 佐藤広国 コメント】
お肉の多様さを守っていくためにスーパーに並ぶお肉は、食べやすくて食べ慣れたものが中心です。忙しい毎日を支えてくれる大切な存在ですが、本当はお肉にはもっとたくさんの味わいや個性的な食感、楽しみ方があります。それなのに、そうしたお肉に出会える場所は少しずつ減っています。子どもたちへの食育という面でも、大きな課題だと感じています。
だからこそ私たちは、直営店「佐藤食肉ミートセンター」で人気の肉を通販でも全国へ届け、まだ知られていない部位も食べ方と一緒に紹介してきました。今回の分析で口コミの半数が「はじめて」のお客様だと分かり、その思いが少しずつ届き始めている手応えを感じています。
これからも通販サイトを「肉の博物館」「肉のデパート」のような場所にして、もっと多様で、ちょっとニッチで、ときどきカオスなお肉の情報と味わいを発信していきます。未知のお肉との出会いを一緒に楽しんでくれる人を、全国に増やしていきたいと思っています。
【調査概要】
調査対象:佐藤食肉ミートセンター 楽天市場店の商品レビュー(レビューのある71商品)
対象件数:1,357件(2022年~2026年10月26日投稿分)
ランキングの集計期間:2025年10月27日~2026年10月26日(928件)
比較期間:2024年10月27日~2025年10月26日(133件)
調査方法:公開レビューの評価・本文・購入目的タグを自社で集計(容量違いは1商品として集計)
調査時期:2026年10月
【お問い合わせ先】
株式会社佐藤食肉 担当者:佐藤広国
メール:hirokuni.satou@sato-shokuniku.com
TEL:0250-63-8086(代表)
自社EC:https://sato-mc-shop.com/
楽天市場店:https://www.rakuten.co.jp/sato-shokuniku/
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