クラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」が定期販売機能を強化、「Amazon Pay CV2」追加などアップデートを実施

メルカートによると、「メルカート」利用事業者はより柔軟に、効率的に商品を提供できるようになり、LTVと収益の最大化を同時に実現することが可能となるとしている。

松原 沙甫[執筆]

2024年11月29日 8:30

ECサイト構築支援などを手がけるエートゥジェイは11月28日、クラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」において、定期販売機能の強化、「Amazon Pay」の新バージョン「Amazon Pay CV2」の対応などをしたと発表した。

メルカートによると、「メルカート」の定期販売プランは多彩な機能とサポートが特長という。クロスセルやアップセルを促進する接客機能「AIレコメンド」、売上データや顧客行動を分析する管理ツールなど多面的にAI技術を活用した機能を実装。業務効率を向上。テクニカルサポートやカスタマーサクセスの無料提供など、サポート体制の充実化を進めている。

定期販売の拡充に向けてさまざまな機能を追加。販促関連では頒布会機能を実装、定期商品出荷時に回数ごとや月ごとに異なる商品の配達を可能にした。また、定期継続の回数に応じて、価格変更やノベルティ付与をできるようにした。

業務・作業効率では、クレジットカードの有効期限からカードの有効性をチェックし、有効期限が切れる際に自動で最新のクレジットカード情報へ更新する自動洗い替え機能を追加。これにより、業務負荷軽減と同時にLTV向上につなげる。

マイページ機能では、ユーザーが定期契約メニューから次回以降の受け取り商品、支払方法の変更ができる機能を実装。定期の解約から再購入する手間を軽減、ユーザーへの利便性向上や定期継続率の向上を見込む。

また、カートシステムをリプレイスする際、定期コース情報を移行できるツールを追加した。

分析機能では、商品ごとに新規契約数や解約数など、定期に基づく詳細な分析ができるようにした。また、契約している定期コースに対し、未来の予定出荷数を予測する機能を実装。定期解約時に解約理由を入力するアンケート機能も追加している。

その他、定期契約時に利用できる支払方法に「Amazon Pay CV2」を追加した。今後の追加機能として、コールセンター向け決済サービスとの連携を予定している。

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