エートゥジェイの「メルカート」、カスタマイズ連携で事業者ニーズに応える「システム連携開発サービス」をスタート
クラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」を提供するエートゥジェイは3月18日、あらゆる周辺システムとの連携を実現する「システム連携開発サービス」の提供を開始した。EC事業者の業務効率化・自動化を支援する。
レガシーシステムや特殊ツールにも接続
「システム連携開発サービス」は、基幹システムや物流システム、マーケティングツールなどEC周辺システムと「メルカート」を自動連携するために、独自にカスタマイズ連携できるようにする開発サービス。レガシーなシステムや特殊なツールとも接続できるようにし、事業者ごとの連携ニーズに応える。
標準的に接続できるシステムだけでなく、独自の運用環境や業務プロセスに応じたデータ連携ができるようになる。従来のシステム環境を維持しながら自社ECと周辺システムとのデータの自動連携による運用効率化を実現する。
「メルカート」は、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」を基盤とした「次世代クラウド型ECサイト構築プラットフォーム」。AI技術を駆使した業務効率の向上、ノーコードによる直感的な操作性、高いセキュリティ、最新トレンドに対応した機能の自動バージョンアップを実現するほか、集客からCRMまでサポートする専門チームなどを通じて、顧客のECサイトにおける課題を解決している。
「システム連携開発サービス」の主な特長
システムごとに分断されたデータを自動化
自動連携によってシステムやツールごとに分断されたデータの手動連携や管理の手間を大幅に削減できる。データの移行や更新作業を自動化でき、EC運営担当者は注力すべき業務に集中することが可能。データの連携タイミングの指定も可能で、正確な情報を迅速に共有できる。エートゥジェイは「業務プロセス全体の効率が向上し、業務運営のスピードアップと人的ミスの削減が期待できる」としている。
データ統合でパーソナライズ施策も実現へ
マーケティングツールとの連携も実現する。マーケティングツールのデータ統合により顧客データの活用幅を最大化、ECマーケティング施策を進化させることができる。データ統合により顧客の購買行動や嗜好をより深く理解することが、適切なタイミングでのキャンペーン配信など顧客ごとに合わせたパーソナライズ施策の実践にも役立つとしている。