三井不動産のECモール「&mall」は約8か月で会員数50万人を突破、出店者は約300店
リアル店舗に来館した顧客が「&mall」で購入した場合、リアル店舗を評価する仕組みも導入している
三井不動産が2017年11月にオープンしたファッションECモール「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」の会員数が、6月末時点で50万人を超えた。出店ショップ数は約300店舗。三井不動産が7月25日に明らかにした。
「Mitsui Shopping Park &mall」は、三井不動産グループが運営する商業施設内の店舗が出店できるECモール。商業施設とECの共通ポイント制度を設けている。ユーザーは買い物やレビューの投稿、オンライン上での店頭在庫の確認などが可能。
三井不動産が展開するアプリ「三井ショッピングパークアプリ」との連携も強化している。
2018年6月、「三井ショッピングパークアプリ」の大規模リニューアルを実施し、新機能として写真で商品を検索できる「コーデサーチ」(画像検索機能)を追加した。ユーザーは欲しい商品の写真を投稿すると、「Mitsui Shopping Park &mall」の中から類似商品を探すことができる。
また、リアル店舗に来館した顧客が「Mitsui Shopping Park &mall」で購入した場合、売り上げを店舗売上として評価する仕組みも導入した。GPSを活用して顧客の位置情報を把握しているという。店頭スタッフのモチベーション向上につなげ、リアル店舗との強固な協力体制を築いていくとしている。
店頭でのタブレット接客による「Mitsui Shopping Park &mall」の売り上げを販売店に計上する仕組みは、従来から備えている。
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