ユナイテッドアローズは自社ECサイト「UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE」を全面刷新するため2019年9月12日(木)にサイト運営を一時停止し、10月中にリニューアルオープンする。

リニューアルオープン日は現段階では未確定で、少なくとも約3週間はECサイトをクローズすることになる。ECサイト運営の一時停止は、システム開発の遅延に伴うサイトメンテナンスの長期化を理由にあげている。

ユナイテッドアローズは2019年秋をめどに、自社ECサイトの開発と運営体制を自社主導に切り替える方針を掲げていた。現在のECシステム開発や運営の委託先はファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの子会社のアラタナ。ECサイト運営の一時停止措置は、自社主導に切り替えのためとみられる。

ユナイテッドアローズはシステム開発を内製化し、機能追加の迅速化、オムニチャネルサービスの強化などを進める。自社ECの内製化に向けて物流センターを再編。流山センターを入出荷と自社EC運営用に特化し、他の付帯業務を他センターに移管した。

流山センターは、ECサイトで購入された商品の店舗への直送、店舗で取り扱いのない商品の店舗への配送、ギフトラッピング対応など、実店舗とネット通販の垣根をなくす取り組みの多くを実現するとしている。

ユナイテッドアローズの将来の販売モデル像
将来の販売モデル像(画像は「統合レポート2019」からキャプチャ)

なお、ユナイテッドアローズはECサイトでリニューアル内容を以下のように説明している。

オンラインストア(PC版、スマートフォン版サイト)、公式アプリのデザインや機能を一新いたします。画像を主役とするデザインに改め、各種情報の検索性や操作性を向上させ、商品検索から決済まで、今まで以上にスムーズ且つ快適にお買い物を楽しんでいただけるオンラインストアとして生まれ変わります。

「ユナイテッドアローズオンラインストア」の開発・運営体制変更について
「ユナイテッドアローズオンラインストア」の開発・運営体制変更について(画像は編集部が2018年4月~12月期(第3四半期)決算説明会資料からキャプチャ)

ユナイテッドアローズの2019年3月期におけるネット通販の売上高は、前期比12.0%増の263億3600万円だった。単体売上高に占める割合(EC化率)は20.0%。EC化率は前の期と比べて1.7ポイント上昇している。

直近の2019年4~6月期(第1四半期)におけるEC売上高のチャネル別内訳は、自社ECサイトが27%、「ZOZOTOWN」が50.8%、「Rakuten BRAND AVENUE」は11.5%、Amazonが2.9%。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

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