ビームス、シンガポールに単独店舗開店+EC開設予定。東南アジア市場を視野とするMDを試験導入

シンガポールでの単独店舗出店と、今後予定しているECサイトの開設により、今後の東南アジア市場での展開を視野に入れたテストマーケティングを行う

大嶋 喜子[執筆]

5月11日 10:00

ビームスは5月1日、シンガポールの複合施設「New Bahru(ニューバル)」にて単独店舗「BEAMS SINGAPORE」を開設した。店舗の運営は期間限定としているが、終了時期は未定。また、シンガポール国内とタイを対象にしたECサイトの開設も予定している。

シンガポールの複合施設で5月1日に開店した「BEAMS SINGAPORE」の外観
シンガポールの複合施設で5月1日に開店した「BEAMS SINGAPORE」の外観

店舗を開店した複合施設「New Bahru」はシンガポールの中心部リバーバレー地区に立地している。

店舗「BEAMS SINGAPORE」では、カジュアルウエアや雑貨を扱う。常設展開するレーベルは、メンズカジュアルの「BEAMS」、ウィメンズの「Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)」、雑貨の「bPr BEAMS(ビーピーアール ビームス)」。それぞれのレーベルで現地のニーズに合わせた商品をセレクトする。

たとえば、「BEAMS」では長く愛用できるアイテムを提案するコレクション「THE A(ジ エー)」を展開。「Demi-Luxe BEAMS」ではリゾート感のあるアイテムのボリュームを増やす。

メンズ側の入り口(左)、ウィメンズ側の入り口(右)
メンズ側の入り口(左)、ウィメンズ側の入り口(右)

常設展開するレーベルのほかにも、今後は、BEAMSで取り扱うさまざまなレーベル・ブランドの商品を期間限定で紹介する予定。

また、常夏の地域に適したマーチャンダイジングを試験的に導入する。日本国内の店舗では四季に基づいた春夏・秋冬の2シーズン制が定石だが、シンガポールの「BEAMS SINGAPORE」では春夏物の販売期間を長くするという。このマーチャンダイジングは、今後の東南アジア市場での展開を視野に入れている。

「BEAMS SINGAPORE」の店内イメージ
「BEAMS SINGAPORE」の店内イメージ

ビームスはこれまでにもシンガポール市場に進出してきた。2019年には、シンガポール発のセレクトショップ「Colony Clothing」や百貨店「Takashimaya S.C.」で期間限定店を出店。2021年からは「Colony Clothing」、2024年からは商業施設「LUMINE SINGAPORE」へ卸事業を展開してきた。

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