ecbeingが「OMOソリューション統括部」を新設、企業のDX推進を支援

EC構築プラットフォーム「ecbeing」のecbeingは12月4日、「OMOソリューション統括部」を10月に新設したと発表した。OMO領域における戦略的な取り組みを加速し、AI時代における新たな購買体験の創出をめざす企業をサポートしていく。

新設した「OMOソリューション統括部」は、OMO推進や店舗DX戦略に課題を抱える企業のパートナーとして、最適なソリューションの提案・導入・支援をミッションに掲げる。店舗送客、売上増加、顧客統合、ファン化施策、スタッフの負荷軽減など、OMOに関する幅広い課題に対し、豊富な開発事例とOMO特化の製品群を活用して最適解を提案していく。

新設したOMOソリューション統括部の業務領域

• OMO戦略の立案支援（課題ヒアリング・施策提案）
• 店舗・リアルイベントとの連携、現地運用の手間を減らすシステム構築支援
• BtoB取引におけるリアルセミナーとオンライン取引の連携支援
• 顧客データ統合・店舗データも含めた分析支援体制の構築（Sechstant連携）
• 顧客カルテを活用したパーソナライズ施策の推進戦略支援
• ソリューション導入支援（RESOMO、LINEミニアプリ、MGReアプリなど）
• AI活用による接客・予約体験の高度化支援

「OMOソリューション統括部」は、AI時代におけるOMOの「実装力」と「進化力」を備えた専門部隊として、企業のDX推進を支援する。

今後は、AIチャットボット「AIデジタルスタッフ」との連携による予約・接客の自動化、、デジタルマーケティング活動を視覚的にサポートする「Sechstant（ゼクスタント）」によるオンライン・オフライン統合分析、顧客カルテと連動したパーソナライズ体験の提供など、OMOの未来を切り拓くソリューションを展開していく方針だ。

ecbeingのOMOに関連する主な提供ソリューション

RESOMO（リソモ）

自社開発の予約管理プラットフォーム。ECサイトの会員情報、EC/店舗の購買情報、予約情報を同一サーバーで管理でき、複数チャネルでの顧客ロイヤルティ向上施策を実現する。蓄積データは顧客カルテ機能として店舗接客にも活用できる。

LINEミニアプリ

LINE上で動作する会員証・クーポン・EC連携機能を備えたWEBアプリケーション。アプリのダウンロード不要で導入ハードルが低く、LINE公式アカウントとの連携により継続的なユーザー接点やセグメント配信もできる。

MGReアプリ

資本業務提携先のメグリが提供するネイティブアプリ。店舗連携や会員データ活用に強みを持ち、OMO体験の高度化に貢献する。店内モードやプッシュ通知によるセグメント配信など、店舗に寄り添ったソリューションを構築できる。