鳥栖 剛[執筆] 8:30

EC構築プラットフォーム「ecbeing」のecbeingは5月8日、LINEヤフーが提供するマーケティングソリューションの導入や支援など各領域に特化したパートナーを認定する「LINEヤフー Partner Program」において、2025年度の「Technology Partner」の「LINEミニアプリ部門」に認定されたと発表した。

「LINEヤフー Partner Program」は、LINEやYahoo! JAPANを活用したマーケティング・CX課題の解決に向けたサービス導入支援を手がける広告代理店、サービスデベロッパーを認定するプログラム。

ecbeingが認定された「Technology Partner」は、「LINE公式アカウント」「LINE広告」「LINEで応募」「LINEミニアプリ」を中心としたマーケティングソリューション、API関連サービスの導入に関する技術支援を行うパートナーを認定するもの。「LINEミニアプリ部門」では、「LINEミニアプリ」の開発推進を手がけるパートナーが認定される。

「LINEミニアプリ」は、店舗・企業が「LINE」上で自社サービスを提供できるアプリプラットフォーム。会員証やモバイルオーダー、予約受付などのサービスを、アプリの追加ダウンロード・会員登録不要で「LINE」上で提供できる。そのほか、「重要なお知らせ」を無料で通知することも可能。「LINE公式アカウント」との連携で「友だち」をスムーズに獲得でき、「LINEミニアプリ」を通じて取得した顧客の属性情報や行動データを活用し、効率的な販促活動も実現できる。

ecbeingにるLINEミニアプリ導入支援

ecbeingは2021年2月から、EC事業者向けのLINEミニアプリの提供・導入支援を開始。「ecbeing」を導入しているEC事業者は簡単にLINEミニアプリを導入でき、これまでにキーコーヒーなど多数の導入実績がある。

ecbeing、「LINEヤフー Partner Program」で「Technology Partner」の「LINEミニアプリ部門」に認定
キーコーヒーなどがecbeingのLINEミニアプリオプションを通じて導入

EC事業者には、①簡単な会員登録②LINE公式アカウントへの友だち追加③LINEアカウントに紐づいたユーザーデータの取得――といったメリットがあるという。

簡単な会員登録

従来の自社アプリではハードルが高い会員登録までのプロセスが、QR読み込みからワンタップで完了でき、会員情報が「ecbeing」の会員データベース上に登録される。

LINE公式アカウントへの友だち追加

顧客との関係を深めるために活用できるLINE公式アカウントの友だちをスムーズに獲得できるという。

LINEアカウントに紐づいたユーザーデータの取得

「LINEミニアプリ」を通じて取得した顧客の属性情報や行動データを活用することが可能となる。

LINE上のセグメント配信をMAでも活用可

LINE上のセグメント配信をマーケティングオートメーションで活用することも可能。LINEアカウントと会員ID連携したユーザーへセグメント配信できる。LINEアカウントと会員IDを連携すると、会員情報、注文情報が結びつくため、会員ランク情報や最終購買日、累計購入数、購入商品、アンケート情報などからさまざまなセグメントを作成してLINE公式アカウントへ配信できる。 また、ecbeingのマーケティングオートメーションツールを利用することで、メール未開封のユーザーへのLINE配信、LINEを用いた配信の内容をABテスト、最適化運用、PDCA運用が可能という。

ecbeing、「LINEヤフー Partner Program」で「Technology Partner」の「LINEミニアプリ部門」に認定
マーケティングオートメーションの管理画面
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