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企業や店舗による情報発信やサービス提供の窓口として、近年ではアプリを利用したものが多く見られるようになっています。その中でもLINEミニアプリは、個別のダウンロードが必要なく手軽に利用できるものとして利用者を増やしています。

この記事では企業や店舗がLINEミニアプリを利用することで得られるメリットや利用できる機能、導入の方法について解説します。

LINEミニアプリとは

SNSを活用したマーケティングは多く見られるようになっていますが、LINEミニアプリはその中でも利便性が高いことから注目を集めています。

ここでは、LINEミニアプリの概要について解説します。

LINEミニアプリとは?公式アカウントとの違い

LINEミニアプリとは、LINEのアプリ内から利用できる、企業などのアプリサービスのことです。利用するために新しくアプリをダウンロードする必要がなく、LINEのアプリ内で完結することが大きな特徴です。

よく似たものとして企業の公式アカウントがありますが、これはLINEの友達に追加することで利用できるもので、LINEのトークから情報を受け取ることを主としたものです。

公式アカウントは通知を利用することができますが、ミニアプリからは通知が行われません。

LINEミニアプリはどこに表示される?

ユーザーは、LINEミニアプリを以下の方法で検索・利用できます。

  • LINE公式アカウント
  • ホームタブ
  • LINEで探す(検索機能)

検索窓をタップすると開く「カテゴリーで検索」の一番右にある「おすすめサービス」を選ぶと、利用できるLINEミニアプリが表示されます。

LINEで「サービス」を選択
▲「サービス」を選択:LINE

アプリを選択すると認証画面が表示され、認証を済ませるとミニアプリが使えるようになります。

アプリの起動後、「サービス」のメニューの「追加」ボタンを押すことで、ホーム画面のショートカットメニューにアプリを追加することも可能です。

LINEホーム画面(一部加工)
▲ホーム画面(一部加工):LINE

LINEミニアプリのメリット・デメリット

LINEミニアプリを活用することで、ユーザーの消費行動を把握しやすくなるというメリットがありますが、その他にもユーザーから見た利便性など多くのメリットがあります。

ここではLINEミニアプリによるメリットとデメリットについて解説します。

メリット1. ユーザーの利便性が高く、使いやすい

LINEアプリの利点は、利用がLINEアプリ内で完結するためユーザーのスマートフォン利用を圧迫しないことです。

LINEミニアプリではない通常のスマートフォンアプリはダウンロードまでに手間がかかり、またスマートフォンの容量が圧迫されることや、ホーム画面にアイコンが増えてしまうことなどに煩わしさを感じるユーザーもいます。また、アップデートの管理も面倒になります。

LINEミニアプリはLINEのアプリ自体の中に機能が集約されているため、それらの心配がなく手軽に利用できることがユーザーから見たメリットです。このように利便性が高いことは、企業にとっても利用が広まりやすいというメリットにつながります。

メリット2. 独自のアプリ開発よりも費用を抑えやすい

独自アプリを開発する場合、多くのユーザーに利用してもらうためには、Android版とiOS版の両方に対応しなければなりません。この2つをカバーするにはそれぞれへの対応が必要となり、それにかかる開発費も大きくなります。

LINEミニアプリの場合はそのような対応は必要なく、開発費用を抑えることができます。

デメリット. 独自性が出しづらい、競合も多数

デメリットは、独自にアプリを開発する場合に比べてLINEミニアプリは機能上の制限が多く、他のアプリとの差別が難しい点が挙げられます。

また、同じLINEの中には競合する他社のミニアプリが多数存在しており、どんどんミニアプリを追加していくユーザーから見た場合、存在が埋もれてしまう可能性もあります。通知も使えないため、一度忘れられてしまうと再度利用してもらうことが難しいこともデメリットといえます。

LINEミニアプリで活用できる機能の例

LINEミニアプリからは、さまざまな機能が利用できます。すでにそれらを活用している企業も多数あります。

ここではLINEミニアプリで利用できる機能を、事例を交えて紹介します。

1. 席の予約/回転寿司

LINEミニアプリでは予約フォームとの連携によって、店の予約ができる機能が使えます。

たとえば回転寿司チェーンであるスシローのミニアプリでは「まいどポイント」機能から、来店受付や予約管理が行えます。ミニアプリを通した予約では、ユーザーが受付番号や呼び出しリマインドの通知をトーク画面から受け取ることができます。LINE上の別の友達に共有することも可能です。

飲食店だけでなく、美容院でも予約機能を活用している店舗があります。スタッフの指名やメニューの選択などが可能な店舗もあります。

2. 会計・ポイント/アパレル

予約だけでなく、LINEpayの決済機能を利用したLINE上での決済もミニアプリを通して可能です。これに会員証機能を組み合わせてポイントカードを連携させることもできます。

複数のアパレルブランドの商品を取り扱うショッピングサイトであるPAL CLOSETのLINEミニアプリでは、決済機能を利用したオンラインショッピングが可能です。アプリ内で完結するデジタル会員証などの機能や、ミニアプリの起動時に公式アカウントが自動で友達追加されるなどの仕組みも用いられています。

3. お知らせ・クーポンの配信、処方箋の画像を送信/調剤薬局

プッシュ通知やタイムラインの投稿を通してユーザーに発信する機能もあります。クーポンを配信したり、ユーザーにリマインドをすることで活用できます。

アイセイ薬局グループが提供する「おくすりPASS FAST」では、処方箋を撮影しアプリで送るだけで調剤予約ができ、さらに調製が完了するとそれをLINEメッセージで受け取れる機能があります。これによって、薬局での待ち時間を大幅に短縮できるようになっています。

LINEミニアプリを開始するには

LINEミニアプリをリリースするには、LINEによる審査を受けて承認を得る必要があります。

審査を通過したら開発を進め、リリース前に再度審査を受け、その後公開されます。開発にはLINEの提供するLIFF(LINE Front-end Framework)という技術を使う必要があります。

審査にあたっては、ユーザーの非効率を解決するものであるかどうかなどが基準とされています。

自社での開発以外にも、LINEによるTechnology Partnerに委託する方法もあります。

エントリーはLINE for Businessのページ上から行います。

ユーザーの利便性を高められるLINEミニアプリ

LINEミニアプリの大きな特徴は、新しいアプリのダウンロードが必要なく、普段から利用しているLINEの中で操作が完結することなど、ユーザーから見た利便性が高いことです。

LINEミニアプリでサービスを展開することにより、ユーザーにとってスムーズな購買体験の提供が可能になります。例えばスマホ会員証の展開や、住所・氏名の入力なしのキャンペーン参加などができるため、ユーザーがストレスを感じる手続きが軽減されます。

同時に、費用を抑えながらユーザーの目にとまりやすい形での発信ができます。反面、多くの競合がミニアプリを展開している中での差別化は必要になります。

ミニアプリからはさまざまな機能が利用できます。それぞれの企業や店舗にあった機能を正しく活用することが必要です。

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