レディースシューズ「RANDA」がLINEミニアプリ活用、実店舗で新規会員の9割がLINE経由で登録
レディースシューズや服飾雑貨の企画・小売のジェイ・ビーは、LINEミニアプリを活用した会員獲得などの取り組みを始めた。
レディースシューズ「RANDA」にて、「会員証」をLINEアプリ上からスムーズに表示できるようにしたところ、2021年3月に実店舗で商品購入した新規会員のうち、約90%がLINEミニアプリから登録した。
会員登録のために一度ログインすると、再度ログインする必要がなく、すぐに会員証を表示できるのがメリット。店舗側の運用では、混雑しやすい店頭レジでも時間をかけずに会員登録の案内ができるようになったという。
「RANDA」のLINEミニアプリをLINEアプリのホームタブに追加すると、ホームタブのトップに「RANDA」のアイコンが表示され、ワンタップで簡単に会員証を表示することが可能になる。
店頭レジに設置したチラシのQRコードの読み取り、「RANDA」LINE公式アカウントのトーク画面内のリッチメニューからも会員証(ミニアプリ)を表示できる。。
「RANDA」はLINEミニアプリの導入で、アプリダウンロードのハードルを下げると同時に、利用顧客の多くを占める「一般のユーザー」に向けてアプローチできる環境が整った。
LINEミニアプリ利用ユーザーは、スムーズに「RANDA」LINE公式アカウントの友だちになることが可能。苦お式アカウントを通じたキャンペーン情報といったメッセージ配信で、顧客へのアプローチを強化していく。
LINEミニアプリは「ecbeing LINEミニアプリ オプション」の導入で実現
今回のLINEミニアプリ活用策は、ecbeingが提供する「ecbeing LINEミニアプリ オプション」の導入で実現した。
「ecbeing LINEミニアプリ オプション」は、LINEミニアプリを手軽に導入できるようにするEC事業者向けSaaS型のマイクロサービス。自動バージョンアップ機能を備えている。
LINE公式アカウントでの友だち登録や会員登録機能、ECサイト購入、ECキャンペーン、店舗クーポン配布機能などを搭載。クーポンの配布やイベントの招待などのメッセージをLINE経由で配信できるほか、メールを開封していないユーザーをセグメントしてLINEでメッセージを送る機能も備えている。