石居 岳 2020/7/6 11:00

LINEは7月2日、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で企業が自社サービスを展開できるアプリケーション「LINEミニアプリ」のエントリー受け付けを開始した。

「LINEミニアプリ」は、予約・注文・決済・会員証といった企業の自社サービスを、「LINE」アプリ上で提供できるWebアプリケーション。月間8400万人以上が利用する「LINE」ユーザーは、個別のアプリダウンロードや煩雑な会員登録をせずに企業のサービスを利用できるになる。

企業はサービス離脱率の低減やCVRの改善、リピート利用の増加が期待できるという。

LINEは7月2日、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で企業が自社サービスを展開できるアプリケーション「LINEミニアプリ」のエントリー受け付けを開始
「LINEミニアプリ」先行導入の例

「LINE公式アカウント」、各企業の公式HP、SNS上のリンク、チラシなどに記載したQRコードなど、LINEアプリ外からも「LINEアプリ」を起動できる。

予約・注文・決済・会員証提示など、オフラインからオンラインでのユーザーアクションを「LINEミニアプリ」上で提供することにより、LINEアカウントとひも付いたユーザーデータを取得することが可能。取得データは、「LINE公式アカウント」などを通じたマーケティング施策に活用できる

「LINEミニアプリ」はサービス内容を事前に審査した後、LINEが承認したサービスのみユーザーへの提供が可能となる。

EC業界ではアパレルの製造販売を手がけるパルが2月に「PAL CLOSET」LINEミニアプリの提供をスタート。パルグループのリアル店舗やオンラインストアで実施している会員サービスを「LINEミニアプリ」上で提供している。

店頭の会員証発行、ECビジネスで「LINEミニアプリ」を導入。新規会員数は導入前月比で2倍、「LINE公式アカウント」の友だち数は導入1か月で10万人増加、ブロック率も減少したという。

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