中国PDDホールディングスのECモール「Temu(テム)」は2月11日、マーケットプレイスにおける製品の安全、コンプライアンス、品質保証体制を強化すると発表した。試験・検査・認証機関のDEKRA(デクラ)と提携。DEKRAは「Temu」に出品される一部の電子製品カテゴリー(自動車用電子機器、家庭用電子製品など)を対象に、独立した試験サービスを出店者に提供する。
2026年2月現在、「Temu」はDEKRAを含む20社以上の試験・検査・認証機関と提携している。DEKRAとの提携は製品の安全とコンプライアンス強化に向けた包括的な取り組みの一環。
「Temu」は2025年に、コンプライアンス、製品安全および品質管理体制の強化に向け、グローバル全体で約1億ドルを投資。2026年はこの投資額を倍増させる予定としている。
DEKRAのサービスは「Temu」のセラーセンターからアクセスできるため、出店者はプラットフォーム上で直接、試験や認証支援サービスを利用できる。
「Temu」はこれまでにも、玩具、高電圧電気製品、暖房機器などの特定カテゴリーについて、出品前に国際的に認知された主要な試験・検査・認証機関が発行するコンプライアンス試験書類の提出を義務付けている。
国内では、オンラインマーケットプレイスにおける製品安全基準の強化を目的として、消費者庁が主導する自主的な取り組みである「日本製品安全誓約」に、2026年1月に署名した。
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