ジュエリーの企画・製造・販売を手がけるエフ・ディ・シィ・プロダクツは、「4℃」など複数ブランドのEC基盤を統合し、新ブランドの立ち上げと運用内製化を実現した。

エフ・ディ・シィ・プロダクツは1972年の設立以来、「4℃」「CANAL 4℃」「EAU DOUCE 4℃」「4℃ BRIDAL」など複数のジュエリーブランドを展開。事業拡大に伴い、次のような課題が生じていたという。
- ブランドごとに異なるECシステムの運用によるデータや施策の分断
- 外部ベンダー主導のEC運用のため社内ノウハウが蓄積されず、改善スピードが遅い
- 新ブランド立ち上げ時に別ドメイン取得が必要となり、時間とコストが生じる
これらの課題解消と、新ブランドの展開、顧客体験向上を見据えたEC基盤構築に向け、W2が提供するECプラットフォーム「W2 Unified」を導入した。
①既存サイトの設定・運用フローをベースに、同一ドメイン上で新サイトを立ち上げられる拡張性 ②ブランドをまたいだアプローチ設計が可能な管理基盤 ③中長期視点でブランド戦略に沿った将来像を示す提案力――が採用の理由という。ECサイト基盤・拡張性・提案力の3点から、単なるシステムベンダーではなく事業パートナーとしてW2を選定した。
複数ブランドの一元管理
顧客データ・購買情報の統合により、ブランドをまたいだマーケティング施策の基盤を整備した。
- 統一基盤での複数ブランドの運用
- 各ブランドの世界観の維持
- コンセプトを軸とした、商品の横断展開
新ブランド展開の加速
「cofl by 4℃」「KAKERA」などの新ブランドを従来よりも迅速に立ち上げ、ECをテストマーケティングの主軸として活用できる体制を実現した。サイズ直し・刻印・ペア商品の購入機能や、ギフト需要に対応したUI/UXも実装している。
内製化による改善スピードの向上
EC運用の改善をエフ・ディ・シィ・プロダクツが自社主導で展開できる体制を整えた。ビッグキーワードの検索流入が前年比で増加し、継続的な売上アップにつながっているという。
「W2 Unified」を選んだ最大の理由は、新ブランドを同じドメイン上でスピーディーに展開できる拡張性。導入後は、「4℃」のブランド資産を最大限に生かしながら、SEO対策も自社主導で推進できる体制が整い、売り上げ向上に直結している。(エフ・ディ・シィ・プロダクツ 第一事業部デジタルマーケティング部 西川逸人部長)
エフ・ディ・シィ・プロダクツは、今後は「贈られるブランド」から「選ばれるブランド」への転換をめざし、OMO戦略を通じてデジタルとリアル店舗を融合した顧客体験の最適化を進めるとしている。

