決済まで完結するAI購買の世界「エージェンティックコマース」に対応したecbeing、Googleなど共同開発の「Universal Commerce Protocol(UCP)仕様を独自実装
ecbeingが、Googleなどが共同開発した次世代商取引プロトコル「UCP」の仕様を採用した独自実装を推進する。GMO-PGと連携し、AIエージェント経由で商品選定から決済まで完結する「エージェンティックコマース」対応を見据えたEC基盤づくりを進める。
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ecbeingは、Googleなどが共同開発した次世代商取引プロトコル「Universal Commerce Protocol(UCP)」を採用した独自実装を進める。GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)と連携し、AIエージェントが商品選定から決済まで担う「エージェンティックコマース」に対応したECインフラの構築をめざす。

ecbeingは8月6日、社内でUCP対応のPoC(概念実証)を完了したと発表した。UCPは、AIエージェントが商品検索や購入、注文管理などの商取引機能を外部サービスと連携して実行するためのオープンな共通仕様。Googleの「AI Mode in Google Search」や「Gemini」などを通じ、商品発見から購入までをシームレスにつなぐことを想定している。

今回のPoCでは、Googleが公開する仕様に基づき、商品・在庫・価格情報のリアルタイム連携、AIエージェント経由の注文生成・管理、自社ECのCRM・顧客データとの統合、外部決済基盤との連携を検証した。決済領域では、GMO-PGが開発を進めるUCP対応の決済ソリューションと接続し、AIエージェント経由でも安全に決済できる仕組みの構築をめざす。
ecbeingは、エージェンティックコマースをEC事業者にとって新たな販売チャネルと位置付ける。従来の自社ECサイトやSNS、オムニチャネル施策に加え、AI経由の購買にも対応することで売上機会の拡大を図る考えだ。AI経由での購買でも、自社ECのCRMや顧客データを活用し、継続的な顧客関係の構築につなげられるとしている。
既存の「ecbeing」導入企業は、オプションモジュールを追加することで対応する予定。UCPを活用した独自機能の提供時期は、対応するAIエージェントの国内展開や普及状況に合わせて順次発表するとしている。
GMO-PGも同日、オンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」で、UCPを採用した独自決済ソリューションの構築を2026年6月に完了したと発表した。AIエージェント経由の新たな購買需要に対応する環境整備を進めており、ECカート事業者との連携先の1つとしてecbeingをあげている。
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