AIで通販用の梱包箱を自動選定、NTTロジスコが箱サイズ予測システムを4月提供へ

出荷実績データをAIが学習し、出荷指示データの注文情報から最適な梱包箱のサイズを予測

渡部 和章

2018年3月5日 9:30

物流事業を手がけるNTTロジスコは3月1日、通販・ECの物流センター内業務を効率化するため、人工知能(AI)を活用して商品ごとに最適な梱包箱サイズを予測するシステムの開発に着手したと発表した。2018年4月のサービス開始をめざす。

開発中のシステムは、出荷実績データ(注文情報と使用した梱包箱のサイズ)をAIが学習し、出荷指示データの注文情報から最適な梱包箱のサイズを予測するという。

NTTロジスコは現在、物流センターに数千種類の商品を保管しており、商品の形状や大きさ、数量、注文商品の組み合わせなどに応じて、さまざまななサイズの梱包箱を使用している。

新システムを使うことで、あらかじめ最適な梱包箱サイズの情報が指定できるため、倉庫内で作業者が梱包箱を選定する工程がなくなり、生産性の向上が図れる。また、梱包箱のサイズダウンや緩衝材の削減が期待できる。

AIの開発はクラウドサービスを利用する。NTTロジスコの倉庫管理システム(WMS)と連携させることで、安価かつ短時間で開発するとしている。

NTTロジスコが人工知能(AI)を活用して商品ごとに最適な梱包箱サイズを予測するシステムの開発に着手

WMSとの連携イメージ

今後は地域別・サイズ別に最適な宅配サービスを選択できるようにする。

荷物の届け先住所と梱包箱サイズ情報を活用することで、各宅配サービスの地域・サイズ別の料金を比較し、最適な宅配サービスを選択。これにより最大約2割の配送コスト削減を見込んでいる。

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