居酒屋チェーンのモンテローザ、食品に特化したECモールを12月から開始

居酒屋チェーン ｢白木屋｣｢魚民｣｢笑笑｣などを展開するモンテローザは12月上旬から食品に特化したインターネットショッピングモール「食卓プラス」を開設すると発表した。全国2000店舗の居酒屋で告知を行うほか、同社のモバイル会員、ホームページなどを通じて集客を図り、流通額の拡大を進める。

出店できる商品カテゴリは、食品、飲料、お酒、お菓子に限る。出店者が自社のページを作成するほか、メールマガジンの発行、モール内広告といった集客も自社で行う、楽天市場と同様のモール形式となる。

全国の居酒屋にある注文端末で「食卓プラス」で人気商品を紹介するほか、メニュー表や従業員による案内も実施する予定。

初期登録料と月額基本出店料は1万円。月額出店料は6か月ごとの2回払いとなっている。ロイヤルティは月間売上高の1%。独自ポイントも発行し、ポイント費用として商品代金の1%がかかる。

ベリトランスが提供する決済を利用。初期費用が1万円で、月間費用は2000円。クレジットカード決済手数料が3.24%、コンビニ先払い手数料が3%、ペイジー決済を利用する銀行振り込み手数料が1件当たり200円。また、決済処理費用として1件当たり5円が必要となる。

9月15日から公募を開始し、第1次募集として10月31日まで実施する。