中川 昌俊 2015/3/23 10:00

メタップスは3月18日、オンライン決済サービス「SPIKE」で、サイト運営事業者が決済画面を自由にデザインできる機能の提供を始めた。ネット決済では多くの決済事業者が提供している機能だが、メタップスでは対応していなかった。メタップスの決済サービスを導入している事業者から要望が多かったため、対応したとしている。

従来、「SPIKE」の決済をECサイトに導入する際、「SPIKE」側で提供している入力フォームである「SPIKE Checkout」を利用する必要があった。ただ、ECサイトの場合、決済画面でこれまでと違うテイストのページに移動すると、購入を検討していたユーザーが離脱することが多く、EC事業者には独自のUIを用いた決済画面を提供したいというニーズが大きい。メタップスはこうした要望を受けて対応した。

「SPIKE」は現在、初期費用・月額・決済手数料が無料で、月間決済額100万円まで利用可能な「フリープラン」と、月額3000円で月間1000万円までは決済手数料0%(超過分は手数料2.5%+トランザクションフィー30円)で利用できる「ビジネスプレミアム」の2つのプランを用意している。

決済画面のUIをカスタマイズできる機能は「ビジネスプレミアム」の利用者のみが利用できる。機能を使うには月額5000円が追加で必要となる。

メタップスは、今後もEC事業者にとって利便性の高い機能の追加や、安全性の高い決済システムをめざしていく。

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