「北欧、暮らしの道具店」のクラシコム、社外取締役にカヤック執行役員の佐藤純一氏が就任へ
クラシコムは、面白法人カヤックでグループ経営戦略を担う佐藤純一氏を社外取締役候補者に選任した。グループ経営体制の強化や、地域との新たな関係づくりを進める狙い。
9:00
「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムは9月24日、面白法人カヤックでグループ経営戦略を推進する執行役員の佐藤純一氏を社外取締役に迎える人事を発表した。グループ会社が増えるなか、グループ経営の体制強化や、地域との新たな関係性づくりにつなげる狙い。10月29日に実施する予定の株主総会での選任を予定している。

クラシコムは、2023年にファッションD2Cブランドのfoufouグループに入り、2025年9月にシステム開発のソニックガーデンとの資本業務提携などを通じ、事業を進める企業を増やしてきた。
こうしたグループの広がりを踏まえ、今後のグループとしての成長、各社との連携のあり方を見据えた体制整備を進める。今回の社外取締役選任もその一環となる。
佐藤氏は大学卒業後、大手電機メーカーの研究開発に従事した後、技術系ベンチャーの立ち上げを経験。2004年にトラストコンベクションを創業し、金融・製造業における数千人規模のプロジェクトをリードしたほか、チームワーキングの魅力を伝える各種サービスを展開した。2011年にトラストコンベクションが面白法人カヤックへ統合され、執行役員に就任。現在はグループ経営戦略を推進している。これまで複数企業の統合やグループ運営の実務を主導してきたほか、カヤックが提唱する「地域資本主義」の実現に向け、鎌倉などで共創型のエリア開発にも取り組んでいるという。
クラシコムは、佐藤氏が持つグループ経営の実務経験と、地域に根差した事業・場づくりの知見が、自社の今後の方向性と親和性が高いと説明する。社外取締役として、グループ経営における体制・ガバナンスの強化に加え、地域との新たな関係性づくりについて助言する役割を期待している。
生成AIで経営環境が大きく変わるなかでも、クラシコムが築いてきた組織カルチャーやブランド力が、これからの成長の原動力になると期待している。自分のこれまでの経験を生かし、社外取締役としてチームの挑戦を後押ししたい。(佐藤純一氏)
佐藤純一氏
- この記事のキーワード


