売れるネット広告社がネット通販事業に参入、D2C事業のオルリンクス製薬を買収。進める「事業の多角化」「ノウハウの拡充」
売れるネット広告社は、D2C事業のオルリンクス製薬、ネット広告特化型のマーケティング支援を手がけるグルプスの2社の代表を務める北川雅人氏から、2社の全株式を取得する
売れるネット広告社がネット通販事業に参入する。
自社ブランドの化粧品や健康食品、機能性表示食品などの企画開発、卸、ネット通販といったD2C事業を手がけるオルリンクス製薬を買収。オルリンクス製薬の売れるネット広告社グループ入りを通じて、「D2C事業領域参入による事業の多角化」「D2C領域におけるノウハウの拡充」を進める。
オルリンクス製薬の全株式を代表の北川雅人氏から取得する基本合意書を12月19日に締結した。株式譲渡契約書締結、株式譲渡は2024年2月の予定。買収価格は独立した第三者機関の算定した評価額をベースに、オルリンクス製薬との協議を踏まえて決定する。
なお、売れるネット広告社は12月13日、ネット広告特化型のマーケティング支援を手がけ、オルリンクス製薬の関連会社であるグルプスを2024年2月に買収すると公表している。グルプスの代表も北川氏が務めており、売れるネット広告社は北川氏から2社の全株式を取得する。
オルリンクス製薬は2018年7月の設立で、グルプスの広告運用事業で培ったプロモーション戦略やノウハウを活用して事業を展開。微生物美容成分90%以上高濃度配合のプレミアム美容液など、「国内生産」にこだわった商品開発を手がけている。
グルプスはD2C企業のほか、金融、飲食、クリニックなどの業界に対し、累計300商材以上、500以上の広告戦略の実績がある。オルリンクス、グルプスの買収で、2社の知見やノウハウなどを社内に蓄積。「既存サービスの強化・利便性の向上」「他業界への事業展開」「D2C事業領域参入による事業の多角化」「D2C領域におけるノウハウの拡充」を加速していく。
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