大嶋 喜子[執筆] 9:30

Reproは、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」の新機能「カート&フォームページ高速化機能」の提供を開始した。カートページとフォームページの表示速度を改善し、カゴ落ちやコンバージョン直前の離脱を防止する。

また、「Repro Booster」を導入している事業者を対象に、ランディングページ(LP)の表示を高速化する「ランディング高速化機能」のβ版を先行提供する。

「Repro Booster」の開発責任者であるEdward Fox氏は次のようにコメントしている。

表示速度がWebサイトに与える影響は、ECサイトのCVRや離脱率はもちろん、顧客体験(CX)やブランドイメージにまで年々大きくなっている。

「カート&フォームページ高速化機能」は、購入・申し込みに最も近い重要なフェーズでありながら、システムの都合で事業者自身での改善が難しかった領域にアプローチするもの。

β版として先行提供する「ランディング高速化機能」は、サイトの入り口であるLPの離脱率を下げ、広告の費用対効果改善に大きく貢献することが期待できる。

購入・申し込みを伴うWebサイトにおいて、ページの表示速度はユーザー体験とコンバージョン率に直結する重要な要素。特にLP、カートページ、フォームページでの遅延は機会損失の大きな原因になる。Reproによると、多くの事業者がこの課題を認識しつつも、抜本的な改善には至っていないケースが多く見られたという。これらの課題を解決するため、2つの新機能を開発した。

「カート&フォームページ高速化機能」

カートページとフォームページの表示速度を改善する機能で、消費者の離脱防止に役立つという。一般的に、表示速度はカートの商品点数に比例して遅くなりやすいが、それを抜本的に改善。ユーザーのストレスを解消し、購入・申し込みへの離脱を抑制することで、導入サイトのCVR向上を見込む。「Repro Booster」の標準機能として提供する。

「カート&フォームページ高速化機能」を活用したサイト表示のイメージ
「カート&フォームページ高速化機能」を活用したサイト表示のイメージ

「ランディング高速化機能」(β版)

Webサイトの入り口であるLPの表示を高速化する機能で、ページの表示速度に大きく影響する画像を自動的に圧縮・最適化し、高速なCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)から配信。「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」などの主要な速度指標を改善し、ユーザーの直帰率の低下につなげる。また、広告の費用対効果やSEO評価の向上を見込むという。

新機能「ランディング高速化機能」(β版)のイメージ
新機能「ランディング高速化機能」(β版)のイメージ
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