牛乳石鹸共進社、ECサイトにクラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」を導入

牛乳石鹸共進社は「カウブランド赤箱」デザインのオリジナルグッズなどを販売する牛乳石鹸公式オンラインショップ「みんなのAWA-YA 」に、メルカートが提供するクラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」を採用した。
牛乳石鹸共進社は1909年の創業以来、「良い石けんをつくることは、良い人をつくること」を信条に、石鹸やボディソープなどの身体洗浄料を展開。代表的な赤箱・青箱は、品質とやさしい使い心地で世代を超えて愛されているという。
近年は、熱量の高いファンと継続的につながるためにリアルイベントや自社ECサイトを通じたマーケティングにも注力。顧客の声を製品企画に反映させるなど、ブランドとユーザーがともに育つ仕組み作りを進めている。

ECサイトの構築で、牛乳石鹸が重視したのは「まずは小さく始め、ファンとのコミュニケーションを着実に実現できること」だった。
「メルカート」について、レビューやアンケート機能など、顧客の声を集める仕組みが標準搭載されており、「対話の場」としてECサイトを運営できると評価。また、直感的で扱いやすい管理画面や国産サービスならではの安心感が高く、日常運用を支える堅実な基盤として採用したという。
加えて、導入後の拡張性も決め手になった。将来的には機能拡張やパッケージ型ECプラットフォーム「ecbeing」へのシームレスな移行が可能で、規模拡大に柔軟に対応できる点も成長戦略に合致した。
メルカート導入後、レビューやアンケートを通じて累計約6000件の顧客の声を収集。これらのデータは社内報やメールマガジンで共有し、社員間での共感、ブランド価値を組織全体で再認識する機会になったという。

さらに、購買データと顧客の声をひも付けて分析できるようになったことで、商品企画やマーケティング施策の精度も向上。顧客の要望と購買動向を根拠に、「カウブランド青箱アイテム」のEC販売を決定。プレオープン時には初日の1時間で完売する商品もあり、従来の販売チャネルでは見えにくかったファンの熱量を可視化することができた。
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