鳥栖 剛[執筆] 6/20 7:30

マーケティング支援を手がけるネオマーケティングは、「景表法と薬機法表現」をテーマにした調査で、“EC特有の問題”を解消するフレーズとの接触実態についても調べ、その結果を公表した。

「初回無料」「初回送料無料」「返品可能」「全額返金」「2つ買ったら1つ無料」のなかで、「初回送料無料」と記載された商品・サービスを頻繁、またはたまに購入・利用している割合は38.0%で最も多かった。

“EC特有の問題”を解消するフレーズが記載された商品・サービスについて、「初回送料無料」が38%、「返品可能」は33.6%、「初回無料」は31.8%が「頻繁もしくはたまに購入する」と回答した。
「初回送料無料」表示の購入・利用頻度が高い

ECサイトの商品ページへの不満も聞いた。全体の49.9%が「注意事項が小さい」ことが不満と回答。次いで注意事項の長さへの不満が32.3%集まった。

性別や年代別の傾向では、男性より女性の方が不満度合いが高くなっていた。また、やや揺れはあるものの、男女ともに年代が高くなるにつれ「注意事項が小さい」ことへの不満が高まっていく傾向が見られたという。

“EC特有の問題”を解消するフレーズが記載された商品・サービスについて、「初回送料無料」が38%、「返品可能」は33.6%、「初回無料」は31.8%が「頻繁もしくはたまに購入する」と回答した。
ECサイトの「注意事項」の小ささや長さに不満が多い

調査は4月23日~24日(水)の2日間、全国の20歳以上の男女を対象にインターネットリサーチを行った。

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