ECでの衝動買い、影響を受けるのは「セールやクーポン」。購買意欲に影響を与えるのは「SNSの投稿・広告」「動画コンテンツ」

リサーチ会社のアスマークは4月3日、全国の20~50歳代男女に「総合ECサイトの衝動買いに関するアンケート調査」の結果を公表した。
それによると、衝動買いへの影響は全体の6割以上が「セールやクーポンがあったため」と回答。購買意欲に影響を与える情報源では「SNSの投稿・広告(Instagram・X・TikTokなど)」「動画コンテンツ(YouTube・動画配信サービスなど)」が上位だった。
商品カテゴリ別衝動買い実態
商品カテゴリ別の衝動買いは、性別で比べた際に商品カテゴリで差が見られた。男性の1位は「食品・飲料」、女性の1位は「ファッション(服・靴・バッグなど)」だった。

なかでも、女性の50%以上が「美容・コスメ」「ファッション」を衝動買いしたことがあると回答。性年代別で見ると、「食品・飲料」「日用品・消耗品」は年代と比例して数値が高まる傾向がある。「食品・飲料」では女性20歳代と50歳代で最大23ポイントの差があった。「家電・ガジェット」は男女差が表れており、全年代において男性が女性の約2倍だった。また、「ゲーム・ホビー・おもちゃ」では男性30歳代、40歳代で高かった。
衝動買いに影響を与えるサイト機能やサービス
衝動買いに影響を与えるサイト機能やサービスについて複数回答可で聞いたところ、6割以上が「セールやクーポンがあったため」と回答した。性年代別で見ると、年代と比例して高まっており、特に女性40歳代、50歳代が突出。対して20歳代は低く、特に男性20歳代は唯一、5割を下回った。
衝動買いに影響を与えるサイト機能やサービスで、最も影響を受けるものを単一回答で調査。「セールやクーポンがあったため」(36.6%)が最も高かった。次いで「『〇〇円以上で送料無料』だったので追加で購入した」(14.4%)、「買い物かごに入れておいた商品が、セール・クーポン適用された」(14.3%)が続いた。費用面でのアプローチが衝動買いの後押しとなっている。
購入直前の行動実態
衝動買いの直前に、どのような行動を取っているかも調査。全体では4割以上が「商品レビューを読んで確認した」と答えた。性年代別で見ると、女性40歳代、50歳代が約6割だったのに対し、男性20歳代、30歳代、女性20歳代は約3割と年代差が大きかった。「SNSやネット上で使用レビューを検索した」の回答では、女性30代のみ突出。レビュー検索行動は女性の数値が高く、年代が高まると男女で差が開いていく傾向があった。
購買意欲に影響を与える情報源
衝動買いの際の購買意欲に影響を与える情報源は、「SNSの投稿・広告(Instagram・X・TikTokなど)」「動画コンテンツ(YouTube・動画配信サービスなど)」の影響力が高い。
最も影響を与える情報源を単一回答で聞いたところ、「SNSの投稿・広告(Instagram・X・TikTokなど)」は女性20歳代、30歳代に大きな影響を与えている。「動画コンテンツ(YouTube・動画配信サービスなど)」は男性20歳代、30歳代の数値が突出している。
調査概要
- 対象者条件:全国の20〜50代の男女で、過去1年以内に総合ECサイトで買い物をしている人・ECサイトで衝動買いしたことがある人
- サンプル数:800サンプル
- 調査期間:3月14日(金)~3月18日(火)
- 調査方法:Webアンケート