イングリウッド、冷凍宅配食総菜の「三ツ星ファーム」をリニューアル。商品ラインアップ、購入方法を拡充

ラインアップは2026年3月までに200種類以上まで拡充を予定している。顧客による活用シーンや、注文方法も拡充する

大嶋 喜子[執筆]

11月13日 6:00

EC事業、リテールビジネスのDX支援などを手がけるイングリウッドは、冷凍宅配食ブランド「三ツ星ファーム」を11月19日に全面リニューアルする。総菜プレート中心のサブスクリプションサービスから、ミールキット、主食、ホットスナックなど新たなカテゴリを大幅に拡充。管理栄養士監修によるバランスの取れた冷凍総菜プレートなど、日常のあらゆる食シーンに応えるプラットフォームへと進化させるという。

従来から展開している100種類以上の総菜プレートに加え、手軽に調理できるミールキット、パスタなどの主食、ホットスナックなどの商品を追加する。ラインアップは2026年3月までに200種類以上に拡大する予定。

商品の大幅な拡充を予定している(画像はイメージ)
商品の大幅な拡充を予定している(画像はイメージ)

ホットスナックシリーズは11月19日に発売を予定している。発売予定商品は、ポテトのコンソメ揚げ(1袋200g入り・税込929円)、コロッケ(同350g・税込929円)、冷凍たこ焼き(同1kg・税込1698円)、大学芋(同120g・税込929円)、チキンナゲット(同1kg・税込1199円)。

ホットスナックシリーズを新たに販売する
ホットスナックシリーズを新たに販売する

一般社団法人日本冷凍食品協会が全国の25歳以上の男女1250人を対象として2025年2月に実施した調査によると、冷凍食品を利用する頻度が「増えた」と回答した人の理由は、男女ともに「調理が簡単で便利だから」が70%と最も高く、次いで「おいしいと思う商品が増えたから」が40%だったという。イングリウッドは商品の拡充により、こうしたニーズに応える。

購入方法は、7食コース、14食コース、21食コースで構成する従来の定期プランをベースとする。リニューアルにあたり、既定の食数以上に商品の追加購入ができる仕様とした。「もう少し食べたい」というニーズに応える。

定期プランを利用している顧客には、定期の商品と合わせて購入できる「プラス商品」を展開する。

定期便に追加して注文できる
定期便に追加して注文できる

リニューアルの背景

イングリウッドは「三ツ星ファーム」の運営を2021年6月から開始。サービス開始から4年以上が経過する中で、顧客からこれまで提供してきた商品だけでは解決できない新たな要望を聞くことが多くなったという。従前の冷凍プレート(弁当)の形にこだわらず、顧客1人ひとりの食生活の悩みに寄り添うため、サービスの刷新を決めた。

これまでの累計出荷数は2025年9月末に3500万食を超えている。

この記事をシェアしてほしいタヌ!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

AI時代を勝ち抜くEC戦略。レガシーシステムから脱却し、「Shopify」で実現するPDCA高速化とイノベーション 12月23日 7:00 「声のする方に、進化する。」会社全体最適を目標とするワークマンの「補完型EC」 が実践する「レビューマーケティング3.0」とは? 12月17日 7:00 「所有から利用へ」の潮流をAIで勝ち抜く。事例で学ぶレンタル・リユースビジネスの成功法則とEC構築術 12月16日 7:00 「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 9月29日 8:00 14か月で累計売上30億円超え。 韓国のネイルブランド「ohora」の急成長を支えたEC戦略とは 9月22日 8:00 生成AI検索が変える消費者の購買行動。UGC活用でサイト流入を最大化する 9月10日 8:00