テレビ通販大手QVCジャパンの2025年度売上は1234億円、営業利益は212億円も減収減益

QVCジャパンの2025年12月期は減収減益となった。4K放送の視聴環境拡大やライブコマース施策を進める一方、2026年6月にはロイック・レトレ氏が代表取締役CEOに就任。米QVCグループが財務再編を進めるなか、日本事業の成長戦略が注目される。

鳥栖 剛[執筆]

9:00

テレビ通販大手QVCジャパンの2025年12月期業績は、第26期決算公告(5月7日公表)によると、売上高が前期比6.3%減の1234億7600万円、営業利益が同13.9%減の212億1900万円、経常利益が同13.1%減の217億7100万円、当期純利益が同13.4%減の151億2700万円となり、減収減益だった。

テレビ通販大手QVCジャパンの2025年度売上は1234億円、営業利益は212億円も減収減益
QVCジャパンの2025年12月期業績(画像は官報からキャプチャ)

2025年12月期の主な取り組みとして、2025年4月にBS4K右旋放送を開始。BS4K 12チャンネルで「4K QVC」の番組を24時間無料で視聴できるようにした。また、AIショッピングナビゲーターを活用したライブコマースの実施や、政府備蓄米の販売などにも取り組んだ。

なお経営体制では、6月17日付でロイック・レトレ氏が代表取締役CEOに就任、取締役会会長も兼務する。レトレ氏はJurlique、DFS Group、Dyson、ネスプレッソなどで要職を歴任した国際的な経営者。新体制の下での成長戦略の展開が注目される。

また、グループ全体では、米QVCグループが2026年4月に米国で連邦破産法第11条に基づく財務再編手続きを開始している。ただし、日本を含む海外子会社・関連事業体は対象外としており、各国事業は通常通り継続するとしている。

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