松原 沙甫[執筆] 2/28 8:30

新日本製薬は、広告クリエイティブ制作の効率化・高度化を実現するために画像生成AI(人工知能)を活用したPoC(概念実証)を始める。

通販・マーケティングやデザインの担当者が、自社の広告クリエイティブ制作の手間とコストを削減しながら、マーケティング施策のPDCAを高速化することをめざす。その一環として、PoCで化粧品広告のラインバナー用の商品画像生成から生成AIでの取り組みを開始する。

新日本製薬は、広告クリエーティブ制作の効率化・高度化を実現するために画像生成AI(人工知能)を活用したPoC(概念実証)を始める

生成AI(人工知能)による商品画像自動生成サービス「Fotographer.ai(フォトグラファーエーアイ)」を提供するフォトグラファーエーアイと、画像生成AIを活用した広告クリエイティブ制作の効率化・高度化のPoCを始める。

「Fotographer.ai」は、EC事業者や広告クリエイティブに携わる事業者向けにサイト内やマーケティングで使用する商品画像を自動生成できるAIサービス。

キャンペーンやシーズンごとで撮影が必要になるサイト内や広告の商品画像の作成を、生成AIの技術を用いて自動生成できるのが特徴。商品の画像をアップロードし、作成したい商品のイメージを文字で入力、あるいはテンプレートを選択するだけで、クリエイティブな商品画像を短時間で作成することが可能となる。

新日本製薬は、広告クリエーティブ制作の効率化・高度化を実現するために画像生成AI(人工知能)を活用したPoC(概念実証)を始める
「Fotographer.ai」を使った商品画像の一例

新日本製薬は、「生成AIの事業への活用はもはや不可避の状況にある」「お客さまとの新たな接点創出を日々模索していく中で、このようなサービスの活用により新しい可能性とその検証の高速化ができるのではないかと考えている」とコメントしている。

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