LINEヤフー、ユーザー向けのAIエージェント「Agent i」の「お買い物」に写真から商品を探せる「ショッピングレンズ」機能を追加
LINEヤフーは、AIエージェント「Agent i」の「お買い物」エージェントに、写真から商品を探せる「ショッピングレンズ」機能を追加した。画像から同一商品や類似商品を提案し、価格比較までできる導線を整え、購買支援機能を強化する。
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LINEヤフーは7月30日、ユーザー向けAIエージェント「Agent i」の「お買い物」エージェントに、写真から商品を探せる「ショッピングレンズ」機能を追加したと発表した。目の前にある商品やスマートフォン内の写真から、同一商品や類似商品をAIが提案し、取扱ストアや価格を一覧表示する。

写真から商品を検索、価格比較まで対応
「ショッピングレンズ」は、商品名がわからない場合でも、テキスト入力なしで商品を探せるのが特長。提案商品は同一商品ごとに整理したカタログ形式で表示し、複数ストアの価格を比較しやすくした。AIとの追加対話による絞り込みにも対応し、希望に合った商品や購入先を見つけやすくする。
対応カテゴリは、7月30日時点で家電、家具・インテリア、ファッション衣料、雑貨など。利用できるのは「Yahoo! JAPAN」アプリ、「LINE」アプリ、スマートフォンブラウザー版「Yahoo! JAPAN」で、PCブラウザー版も順次対応する予定としている。
「ショッピングレンズ」機能の利用方法は、「Agent i」トップ画面で「お買い物」を選択し、「お買い物」トップ画面の「画像から探す」または自由入力欄横の「+」をタップ。「画像を選択」または「写真を撮影」から画像を送信すると、AIが商品を提案する。商品をタップすると、取扱ストアや価格などの詳細を確認できる。

「天気コーデ」など3つのAIエージェントも追加
また、「Agent i」には、「天気コーデ」「ズバトクナビ」「美容・健康」の3領域のエージェントも追加した。これにより、「Agent i」の領域エージェント数は累計25領域に拡大した。
7月21日に提供を開始した「天気コーデ」は、地域や性別、年代、好みのスタイルを選ぶだけで、天気や気温に応じたコーディネートや持ち物を画像付きで提案する機能。
「ズバトクナビ」は7月9日に提供を開始。「Yahoo!ズバトク」で実施中のキャンペーンの中から、くじやポイ活、アンケートなど、ユーザーの希望に合ったお得情報を案内する。
「美容・健康」も7月9日に提供を開始した。健康管理や運動、メイクなどに関する悩みに対し、選択式の操作を通じて改善に向けたアドバイスを提示する。
AIエージェント戦略の一環としてコマース機能を強化
「Agent i」は、これまで提供していた「Yahoo! JAPAN」の「AIアシスタント」と、「LINE」の「LINE AI」を統合したAIエージェントブランド。「毎日のそばに、だれでも使えるAIを。」をコンセプトに、複雑なプロンプト入力を前提とせず、タップ中心の操作で目的の情報や商品にたどり着けるナビゲーション型の体験をめざしている。
LINEヤフーは2027年3月期の経営方針として「AIエージェント化の推進」を掲げており、一般ユーザー向けの「Agent i」と、企業・店舗向けの「Agent i for Business」を軸にAI活用を本格化している。コマース領域では、AIによる購買支援を通じてコンバージョン率の向上や手数料収益の拡大をめざしており、今回の「ショッピングレンズ」の追加もその一環と位置付けられる。
画像を起点に商品を検索し、そのまま比較検討まで進められる導線を整備することで、検索の手間を減らし、購買行動を後押しする狙いだ。

