瀧川 正実 4/4 9:30

インターファクトリーは、画像を次世代画像フォーマット「WebP」へ変換してECサイトの表示高速化をサポートする機能「画像WebP変換」をリリースした。

クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」、中小規模EC事業者向けのECサイト構築サービス「ebisumart zero」のオプション機能として提供する。

「WebP」は、画質を担保したまま画像サイズを軽量化することができるGoogleが開発した画像フォーマット。Googleは、非可逆圧縮の場合で同等画質のJPEGファイルより25%~34%、可逆圧縮の場合もPNGファイルより26%、サイズを小さくできると公表している。

「画像WebP変換」を利用すると、ECサイトの表示速度を高速化し、SEOやCVRの改善が期待できるという。

ECサイトでは、商品画像などが多いため表示に時間がかかり、ユーザーが購入をあきらめて離脱してしまう可能性があります。

表示速度を高速化すれば、より良いUX(ユーザー体験)を提供でき、CVRの向上が期待できます。また、Googleは検索結果でのランキングを決定する際に「Core Web Vitals(コア・ウェブ・バイタル)」という表示速度に関する要素を考慮すると発表しており、表示速度の改善はSEOにも一定の影響を及ぼすと考えられます。(インターファクトリー)

なお、従来形式の画像からの変換手続は不要。JPG・PNGなどの画像をアップロードする運用で、ECサイトに表示させる画像を自動で「WebP」へ変換する。WebP非対応のブラウザへは従来形式の画像を自動で表示できる。

「画像WebP変換」は、ドクターマーチン・エアウエア ジャパンの公式ECサイト「ドクターマーチン公式オンラインショップ」、ヤマハの「ヤマハ ゴルフオンラインストア」などがすでに導入している。

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