アパレルECを中心に事業を展開する夢展望は5月30日、中国・広東省深セン市福田区の商業エリア「大中華BitCity次元小鎮」に「夢展望 深セン福田BitCity次元小鎮店」をオープンした。中国市場で進めるリアル店舗展開の一環で、上海、杭州、成都に続く新たな拠点となる。

今回の出店は、沿岸部主要都市における顧客接点の拡大に加え、既存店舗で得た販売動向や来店客の反応を共有・活用することで、中国国内における店舗展開の相乗効果を高めることが狙い。夢展望は、日本で展開する「DearMyLove」ブランドを通じ、中国市場で「量産型・地雷系」ファッションを提案しており、地域ごとの商圏特性や顧客ニーズの把握を進めている。

出店先の「BitCity次元小鎮」は、アニメやゲーム、キャラクターコンテンツ関連の店舗が集積する商業エリア。日本のアニメやサブカルチャーに関心を持つ来場者も多く、「DearMyLove」の世界観と親和性の高い立地という。深セン店舗では、商品を実際に手に取って確認できる場を提供するとともに、「小紅書(REDNOTE)」を中心としたオンライン施策とリアル店舗を連動させ、中国の顧客との接点拡大を図る。
夢展望によると、オープン日の5月30日から6月7日までの累計実績は、注文数238件、総売上高約15万3000元(約352万円)、平均客単価約644元(約1万4800円)だった。初期の販売実績や来店状況を分析し、商品構成や販売導線の改善につなげるほか、他都市の店舗運営にも活用できる知見として蓄積していく。
今後は、沿岸部と内陸部の双方で出店を進めながら、各都市で得た知見を共有・活用し、EC、SNS、ライブコマース、リアル店舗を組み合わせた販売・情報発信体制の強化を図る方針だ。

