しまむらのEC事業が好調、2026年3-5月期(1Q)EC売上は3割増の53億円、店舗受取比率は88%

しまむらグループの2026年3-5月期(第1四半期)EC売上高は前年同期比30.0%増の53億円。店舗受取比率は88.3%に達し、オンライン限定商品の強化や事業横断施策がECと店舗の相互送客を後押しした。

鳥栖 剛[執筆]

7:30

しまむらグループの2026年3-5月期(第1四半期)におけるEC売上高は、前年同期比30.0%増の53億円だった。店舗受取比率は88.3%に達し、ECと実店舗の相互送客が売上拡大につながった。

しまむらのEC事業が好調、2026年3-5月期(1Q)EC売上は3割増の53億円、店舗受取比率は88%
ECと実店舗の相互送客で売上拡大(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

しまむらによると、ECと実店舗を連動させた施策が奏功。事業横断の企画やオンライン限定商品の拡充により、「しまむら」を起点とした各事業のECサイトへの来訪者が増加したとしている。

事業別では、「しまむら」のEC売上高は前年同期比18.3%増。販売力の強化策として、会員数1100万人を突破した公式アプリ「しまむらパーク」で取得した会員属性や購買履歴などのデータを活用し、メールマガジンを配信。メルマガの開封率は53.7%で、そのうち四半期累計214万人が来店し、購買率は19.3%となった。顧客1人ひとりの嗜好や悩み、モチベーションに応じた情報発信が、リピーターの獲得と来店客数の増加につながったとしている。

「アベイル」のEC売上高は同36.3%増。インフルエンサーによるライブコマースの実施に加え、コーディネートのポイントや商品の特徴を紹介するなど、ECサイトのコンテンツ拡充を進めた。

「バースデイ」は同51.3%増だった。108万人のフォロワーを持つ公式Instagramと連動した施策などに取り組んだ。「シャンブル」は同189.4%増と大幅に伸長した。

このほか、2025年7月に開設したBtoB-ECサイト「しまサポ直トク便」も利用が拡大している。企業からのオリジナルTシャツのオーダーや、チャイルドシートのまとめ買いなど、BtoB領域での利用が進んだという。

しまむらは、2025年10月に事業ごとに分かれていたオンラインストアを「しまむらパーク」に統合するなど、EC強化を進めてきた。2027年2月期通期のEC売上高は210億円を目標に掲げている。

あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

ECビジネスに有効! リピート促進や顧客満足度向上に直結する「LINE通知メッセージ」とは? 6月22日 7:00 欧米トップ企業はなぜマーケットプレイス化を急ぐのか? BtoB企業の競争力を高める新潮流 4月21日 7:00 サステナブルな付加価値を「利益」につなげる新時代の成長戦略。Amazon提供の「Climate Pledge Friendly」プログラムの全貌+事業者のメリットを詳しく解説 2月24日 7:00 EC売上250億円規模のアルペンが語るOMOの裏側 ―ECシステム刷新、メディアコマース転換、評価制度 2月4日 8:00 AI時代を勝ち抜くEC戦略。レガシーシステムから脱却し、「Shopify」で実現するPDCA高速化とイノベーション 2025年12月23日 7:00 「声のする方に、進化する。」会社全体最適を目標とするワークマンの「補完型EC」 が実践する「レビューマーケティング3.0」とは? 2025年12月17日 7:00 「所有から利用へ」の潮流をAIで勝ち抜く。事例で学ぶレンタル・リユースビジネスの成功法則とEC構築術 2025年12月16日 7:00 「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 2025年11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 2025年10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 2025年10月28日 7:00