ECサイトのレコメンドが役立つと感じるのは「何を買うか迷っているとき」が55%、今後への機能への期待は「お得情報との連携」が最多

ecbeingの調査によると、ECサイトのレコメンド機能が役立つと感じる場面は「何を買うか迷っているとき」が55.5%で最多だった。今後の機能には「セール・お得情報との連携」を求める声が59.0%で最も多く、精度に加えて実用性への期待が高いことがわかった。

鳥栖 剛[執筆]

7月8日 9:00

ecbeingは7月6日、ECサイトにおけるレコメンド機能の利用実態調査の結果を公表した。レコメンド機能が役立つと感じる場面では「何を買うか迷っているとき」が55.5%で最多となった。今後のレコメンド機能に期待することでは「セール・お得情報との連携」が59.0%で最も多く、ユーザーがレコメンドに対し、精度だけでなく購買メリットを含めた実用性を求めていることが明らかになった。

ECサイトのレコメンドが役立つと感じるのは「何を買うか迷っているとき」が55%、今後への機能への期待は「お得情報との連携」が最多 ecbeing調査
ecbeingはECサイトにおけるレコメンド機能の利用実態調査を実施

レコメンド機能はEC利用者に浸透

調査によると、直近1年間にECサイトの「あなたへのおすすめ」などのレコメンド機能を見たことがある人は84.5%だった。内訳は「よく見る」が29.5%、「たまに見る」が55.0%で、「見たことがない」は6.0%にとどまった。レコメンド機能が、多くのEC利用者にとって日常的に接する機能として定着していることがうかがえる。

ECサイトのレコメンドが役立つと感じるのは「何を買うか迷っているとき」が55%、今後への機能への期待は「お得情報との連携」が最多 ecbeing調査
レコメンド機能の閲覧頻度

レコメンドをきっかけに商品を購入した経験については、「よくある」が10.0%、「たまにある」が46.0%、「ほとんどない」が30.0%で、ecbeingではこれらを合わせた86.0%が購入経験ありと回答したとしている。また「ない」は14.0%にとどまった。ecbeingは、レコメンド機能が購買転換における有効な接点として広く機能しているとみている。

ECサイトのレコメンドが役立つと感じるのは「何を買うか迷っているとき」が55%、今後への機能への期待は「お得情報との連携」が最多 ecbeing調査
レコメンドきっかけの購入経験

商品選びに迷った際の後押し役に

レコメンド機能が役立つ場面として最も多かったのは「何を買うか迷っているとき」(55.5%)。次いで「新商品・トレンドを知りたいとき」(33.5%)、「ギフト選びのとき」(25.5%)が続いた。商品探索のきっかけだけでなく、購入直前の意思決定を後押しする役割も期待されていることがわかる。

ECサイトのレコメンドが役立つと感じるのは「何を買うか迷っているとき」が55%、今後への機能への期待は「お得情報との連携」が最多 ecbeing調査
レコメンドが役立つと感じる場面

一方、レコメンドが「的外れ」だと感じた際のサイトへの印象については、「特に気にならない」が51.0%だったものの、「少し不満を感じる」が33.5%、「信頼感が下がる」が15.5%となり、約半数が何らかのマイナスの印象を抱いたと回答した。レコメンド精度の低下は、機能面だけでなく、ECサイト全体への信頼感にも影響する可能性があることが示された。

ECサイトのレコメンドが役立つと感じるのは「何を買うか迷っているとき」が55%、今後への機能への期待は「お得情報との連携」が最多 ecbeing調査
レコメンドが「的外れ」だと感じた際のサイトへの印象

「セール・お得情報」と連動したレコメンドに期待

今後のレコメンド機能に期待することでは、「セール・お得情報との連携」が59.0%で最多だった。続いて「より自分好みの精度向上」が50.5%、「邪魔にならない表示方法」が34.0%、「過去の購入履歴を活用した提案」が29.5%となった。ecbeingは、レコメンドの精度向上だけでなく、セール情報など価格面でのメリットと組み合わせた提案が、実際の購買につながりやすい可能性があると分析している。

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今後のレコメンド機能に期待すること

また、レコメンド表示をきっかけに、そのECサイトをより長く利用したいと感じたことがある人は40.5%だった。レコメンド機能は購買促進だけでなく、継続利用意向やLTV(顧客生涯価値)の向上にも寄与する接点となっていることがうかがえる。

調査概要

  • 調査名称:ECサイトにおけるレコメンド機能の利用実態調査
  • 調査対象:月に1回以上ECサイトで買い物をし、過去にレコメンド機能を見たことがある男女200人
  • 調査時期:2026年6月
  • 調査方法:Freeasyを利用したインターネット調査
  • 調査主体:ecbeing
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