ZETAが生成AIなどにおける広告表示に関する技術で特許査定を受領

ZETAが特許庁から特許査定を受領したのは、ユーザーがショッピングにおいてAIエージェントに相談する際に、ユーザーの要望、悩みに応じた商品提案をするなかで、ユーザーのコンテキストに基づいた広告が表示できる技術。

藤田遥

8:30

ZETAは、ユーザーとAIエージェントとの会話において、ユーザーの持つコンテキストとマッチした広告を表示する技術で、特許庁より特許査定(特許庁の審査官が「特許を認める」と最終判断した行政処分)を受領したと発表した。

受領した特許査定は、ユーザーがショッピング体験においてAIエージェントに相談する際に、ユーザーの要望や悩みに応じた商品を提案するなかで、ユーザーのコンテキストに基づいた広告の表示を可能にする技術。主な特長は次の通り。

  1. 会話内容に連動した広告表示:ユーザーの相談や生成AIの回答に関連する広告情報を取得し、提案する商品と共に表示
  2. 取扱商品に限定した提案:ECサイトが管理する商品のなかから提案し、販売終了品など誤った提案を防止
  3. 生成AIによる商品説明:広告商品の特長を生成AIがわかりやすく説明
  4. アバターによる商品案内:広告商品の特長をアバターが紹介
生成AIとの会話における広告・商品の表示技術で、特許査定を受領
生成AIとの会話における広告・商品の表示技術で、特許査定を受領

たとえば、ユーザーの「通勤にも休日にも着回せる、秋のニットはありますか」という相談に対し、生成AIが「着回しやすさ」というニーズを読み取り、そのECサイトで購入できるニットを提案すると共に、関連する広告商品を「PR」表示付きで提示する。さらに、広告商品の特長を生成AIやアバターが説明することで、ユーザーの商品理解や比較検討をサポートし、広告との自然なエンゲージメントを生み出すという。

今回の特許査定は、生成AIによる自然言語処理の強みを生かしながら、ECサイトの取扱商品に基づく正確な提案と、会話に連動した広告表示を両立するもの。「PR」表示などで広告であることを明示しながら活用することで、AIエージェントとの会話をユーザーにとっては信頼できる商品と出会える場に、ECサービス事業者にとってはリテールメディアの新たな広告収益の機会へと発展させていくことが可能になるという。

また、特許査定を受領した技術は、ZETAのリテールメディア広告エンジン「ZETA AD」への応用が可能だ。

「ZETA AD」とは

検索結果ページ、商品詳細ページ、カートページなどさまざまなページに広告枠を設けることができるサービス。

ユーザー属性に応じた広告を目的に応じて配信する、検索条件(検索クエリ)に基づいた広告を表示するなどの特長をもつ。

ZETA AD サイト内広告エンジン
「ZETA AD」の特長(画像は「ZETA AD」のサイトからキャプチャ)
この記事のキーワード :
あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

なぜマーケットプレイスはAIに選ばれるのか。AIに「見つからない」ECサイトからの脱却 10月28日 8:00 エージェンティックサーチ時代のEC戦略。なぜ今、検索とUGCの強化が不可欠なのか 10月14日 7:00 BtoB-ECの収益を決めるリピート率はどう伸ばす? チャネルトーク×ZETAが明かす「検索×AIチャット」を活用した業務自動化とCX向上 10月5日 8:00 「売上増」と「利益率改善」をどう両立する? 世界153社のデータから見るAIエージェント時代のEC戦略が学べる資料【PDFを無料提供】 10月2日 7:00 カゴ落ち率を改善する3ステップ・アクションプラン。広告費を増やす前にふさぐべき、ECサイト最後のバケツの穴「決済承認率」改善方法 9月29日 8:00 【海外事例4選】BtoBコマースの新潮流とは? マーケットプレイス活用と「エージェンティックコマース」への備え 9月28日 7:00 CVR改善と不正利用対策を両立。美容家電の公式ECに学ぶ「Amazon Pay」導入の実際 9月10日 8:00 顧客の8割は「なんとなく」離脱する。ECリピート売上を最大化する7つの鉄板シナリオをアクションリンクが公開 8月3日 7:00 ストア評価2.5→3.8へ! 三陽商会の「SANYO公式アプリ」、リニューアル成功の裏側とOMO戦略 7月29日 8:00 決済承認率15%改善、不正率ほぼゼロを実現。「and ST」が導入したRiskifiedの網羅的な不正対策アプローチ 7月14日 7:00