ストライプとソフトバンクがファッションECサイト、約600のブランドが参画

試着後に返品できるサービス、チャットを活用したオンライン接客機能などが特徴

渡部 和章

2018年2月16日 9:00

ソフトバンクとストライプインターナショナルは2月15日、アパレルECサイトを共同で立ち上げた。顧客が自宅で試着してから購入・返品を行えるサービスや、チャットを活用したオンライン接客機能などを備えている。スタート当初は約600ブランド、6万点以上の商品をそろえた。

ソフトバンクとストライプインターナショナルが設立した合弁会社「株式会社ストライプデパートメント」がサイト運営を担う。ストライプが77.8%、ソフトバンクが22.2%を出資。資本基本は4億4000万円。

サイト名は「STRIPE DEPARTMENT(ストライプデパートメント)」。試着サービス、「Personal Styling(パーソナルスタイリング)」、AIチャットボットの3つが特徴。

ストライプインターナショナルとソフトバンクが立ち上げた「STRIPE DEPARTMENT(ストライプデパートメント)」

「STRIPE DEPARTMENT(ストライプデパートメント)」

「試着サービス」は、1回に3着まで試着商品を申し込むことができる。顧客は試着後に気に入った商品だけを購入する。試着期間は8日間。残りの商品は送料無料で返品することが可能。

「Personal Styling」は、スタイリストがチャットで接客や商品提案を行うサービス。アンケートやチャットで顧客の服の好みやイズ、購読雑誌、予算などを聞き取った上で商品を提案する。

ECサイトでは「AIチャットボット」が24時間、顧客からの質問に答える。空色が提供するチャット接客システム「OK SKY」を導入した。

「STRIPE DEPARTMENT(ストライプデパートメント)」には「AIチャットボット」を搭載

「AIチャットボット」機能を搭載

「STRIPE DEPARTMENT」はファッションに関する編集記事も掲載する。ファッションコンサルタントの黒部和夫氏や、女性向けファッション誌でファッションエディター・ディレクターを務める古泉洋子氏らが編集に携わっている。

この記事をシェアしてほしいタヌ!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 9月29日 8:00 14か月で累計売上30億円超え。 韓国のネイルブランド「ohora」の急成長を支えたEC戦略とは 9月22日 8:00 生成AI検索が変える消費者の購買行動。UGC活用でサイト流入を最大化する 9月10日 8:00 ほしい商品が見つからないイライラを解消し、CVRを向上! 検索機能強化と顧客満足度アップを実現するBtoB-ECサイト改善のポイントとは? 9月9日 7:00 B向けEC担当者必見。BtoBビジネスを成功に導くサイト内検索の最適化戦略 9月3日 8:00 クリック率3倍、セッション数2.3倍を実現したECサイトの取り組みとは? リアル店舗のような“ワクワク感”を再現するPLAZAの事例 9月2日 7:00