「アイドラッグストアー」など美容・健康分野でEC事業を展開するオズ・インターナショナルは6月12日、企業専用AIサービスを導入し、社内専用AI「AI OZLLA(オズラ)」を開発したと発表した。社内制度や規定の確認、目標設定やキャリア形成に関する壁打ち、管理職候補の育成支援などに活用し、理念浸透と社内ナレッジ活用の強化を進める。

オズ・インターナショナルは、EC事業を主軸に、輸出入事業や卸売事業、新製品の企画・開発を展開している。2026年2月期の売上高は前期比1.4%減の61億7000万円。美容・健康分野で多彩なEC事業を展開するなか、変化の激しい市場環境に対応しながら、従業員1人ひとりが企業理念や価値観を深く理解し、自律的に行動できる組織づくりを進めてきた。
今回導入した「AI OZLLA」は、Purpose・Mission・Vision・Value(PMVV)や行動指針を学習し、日々の業務や意思決定においてオズ・インターナショナルらしい考え方を提示するという。新入社員や従業員からの社内制度・規定に関する質問に24時間365日対応するほか、一般社員から管理職、経営層まで、それぞれの立場に応じた目標設定や課題整理も支援する。
また、システム部門を中心に社内へ蓄積された知識や業務情報をAIが参照し、必要な情報へ迅速にアクセスできる環境を整える。社内報の内容も学習対象とし、従業員同士の取り組みや考え方の共有を促進することで、組織理解や一体感の向上にもつなげる。さらに、管理職をめざす社員に対しては、必要な視点や考え方を提供し、次世代リーダーの育成を後押しする。
導入の背景には、PMVVを従業員1人ひとりの行動レベルまで浸透させ、組織全体の成長につなげたいという狙いがある。一方で、社内に蓄積された情報やノウハウが複数の場所に分散していることや、管理職候補人材の育成、従業員の視座向上といった課題も抱えていた。オズ・インターナショナルは、社内専用AIの活用によって、理念浸透とナレッジ活用の両立を図る考えだ。

なお、オズ・インターナショナルはTHAが提供する企業専用AIサービス「AI社長」を活用し、社内専用AI「AI OZLLA」を開発した。
「AI OZLLA」の導入を通じて、当社が大切にするPMVVや行動指針を従業員一人ひとりの行動レベルまで浸透させたいと考えている。また、社内ナレッジを活用しながら従業員の成長を支援し、管理職候補の育成や組織全体の視座向上につなげることで、より強い組織づくりを実現していく。(オズ・インターナショナル 瀧澤泰盛社長)

