ユニフォームネクスト、社員への大幅な賃上げを実施。月額平均2.5万円、賃上げ率は9.75%
ユニフォームネクストは、既存社員を対象に月額平均2万5507円、賃上げ率9.75%の大幅賃上げを実施した。直近業績では、2025年12月期が増収増益、2026年12月期第1四半期も黒字転換しており、業績拡大を背景に人的資本投資を強化する。
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東証グロース上場で、作業服や飲食店向け制服、事務服、医療用白衣などをECで販売するユニフォームネクストは7月15日、既存社員を対象に月額平均2万5507円、平均賃上げ率9.75%の賃上げを実施したと発表した。人的資本への投資を経営の重要課題と位置付けるなか、2027年度新卒入社社員の初任給引き上げに続き、既存社員の処遇改善にも踏み切った。

一律1万6000円のベースアップを実施
今回の賃上げでは、全社員を対象に一律1万6000円のベースアップを実施。これに定期昇給を加えた結果、対象社員の平均賃上げ率は9.75%となった。
ユニフォームネクストによると、2026年春闘の平均賃上げ率は5.26%で、今回の賃上げはその水準を大きく上回るという。
賃上げの背景についてユニフォームネクストは、4月、5月と売上高が計画を大きく上回り、前年同月比130~140%の成長を記録したことをあげた。業績拡大を支えた社員への利益還元に加え、物価高騰による生活負担の軽減も目的としている。
また、新卒社員から既存社員まで全社横断で処遇を改善することで、人材の確保・定着を図り、中長期的な企業価値向上につなげる考えだ。
法人需要シフトで業績も拡大
業績も好調に推移している。
2025年12月期は、売上高が前期比17.4%増の98億5600万円、営業利益が同68.6%増の7億5400万円、経常利益が同62.8%増の7億6000万円、当期純利益が同59.2%増の5億1700万円と増収増益だった。個人需要から継続性・収益性の高い法人需要へのシフトが進み、ファン付き作業服の販売拡大や高単価案件の増加が業績を押し上げた。広告運用の最適化や物流コストの改善も利益率向上に寄与した。
2026年1-3月期(第1四半期)は、売上高が前年同期比19.8%増の20億5600万円、営業利益は1600万円(前年同期は100万円の営業赤字)、経常利益は1900万円(前年同期は収支均衡)、四半期純利益は1200万円(前年同期は収支均衡)となり、各利益段階で黒字転換した。メールマガジンやFAX DMを活用した販促、クリニック市場向け施策に加え、ファン付き作業服の早期需要の取り込みや法人営業の強化が寄与した。
2026年12月期通期は、売上高120億円(前期比21.7%増)、営業利益9億円(同19.3%増)、経常利益9億900万円(同19.5%増)、当期純利益6億円(同15.9%増)と、引き続き増収増益を見込んでいる。

