視覚障がいのある方にもスキンケア+メイクを安心して楽しめる店を――。ファンケルが接客応対を学ぶ動画研修を全国店舗で開始
ファンケルが展開する研修動画では、2013年から実施している視覚障がい者向けセミナーで培った知見を活用。「基本編」「スキンケア編」「メイク編」の3本で学べる内容とした。
7月29日 9:30
ファンケルは、視覚に障がいのある顧客への接客力向上を目的とした店舗スタッフ向け研修動画を制作し、全国の直営店舗(一部店舗を除く)スタッフに向けた配信を7月から開始した。
研修動画は「基本編」「スキンケア編」「メイク編」の3本で構成。顧客への声かけ、安全な誘導方法、色や仕上がりを言葉で伝える工夫など、店舗の現場ですぐに生かせる内容が盛り込んでいる。
日頃から視覚に障がいのある顧客の応対を行っている店舗スタッフの声も反映し、より実践的に学べる内容としている。
配信背景
ファンケルは1988年から各種セミナー活動を実施しており、その取り組みの一環として、2013年から「ファンケル 視覚障がい者向けセミナー」を全国で開催している。セミナーでは、参加者が受講後に自らメイクを行えるようになることを目的に、実習を通じた技術習得を支援している。
今回配信した研修動画は、これまでのセミナー活動を通じて蓄積してきた知見を生かし、全国の直営店舗(一部店舗を除く)において、顧客がスキンケアやメイクのサービスを不安なく受けられるよう、店舗スタッフの応対力と専門性の向上を目的として制作した。
タッチマークシールの開発と提供
ファンケルは、容器が区別しにくいといった不便を感じる方が、指で触れて製品を識別できるように、独自で開発した凹凸のある「タッチマークシール」を、製品購入時に希望者へ提供している。本シールの開発には、視覚に障がいのある従業員も携わった。
「視覚障がい者向けメイクセミナー」と「タッチマークシール」は、内閣府が実施した「令和元年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰式(第18回/2019年12月)」で、「内閣府特命担当大臣 奨励賞」を受賞している。

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