瀧川 正実 2023/3/24 9:00

DINOS CORPORATIONは、カタログの古紙を再資源化し、新たなカタログ用紙として活用する取り組みを始めた。

カタログ用紙の調達先である日本製紙と連携。DINOS CORPORATIONが発行したカタログ(顧客への配布用と書店販売用)の古紙を、流通業者を経由して日本製紙が買い受け、石巻工場で再資源化する。

DINOS CORPORATIONは生産された用紙を使用し、新たなカタログとして発行する。古紙を長期的、安定的に印刷用紙の原料として循環させることをめざす。

カタログ古紙の「クローズド・ループ」の構築

カタログ販売を展開する通販ブランド「ディノス」では、住所不明などの理由による返送、店頭から返本されたカタログは、検本した上で利用可能なカタログは再使用するなどリユースを行ってた。ただ、再利用できないと判断したカタログは、古紙として流通業者を通じ国内製紙メーカーへ販売していた。

DINOS CORPORATIONと日本製紙は、消費された製品を新たな資源と捉えて再製品化する「クローズド・ループ」の形式で、カタログ古紙を国内循環させる。

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