ワークスアプリケーションズが提供する大規模EC・通販サイト構築システム「COMPANY ECシリーズ」は大規模なEC・通販事業者向けに特化しており、その機能網羅性の高さから近年導入が増加している。顧客から寄せられた特殊要件や要望に対し、機能を無償で追加している点が特徴だ。
最新トレンド機能も自動的に追加
「COMPANY ECシリーズ」の最大の特長は、顧客から寄せられた特殊要件や要望に対し、機能を無償で追加している点。これにより、顧客は欲しい機能を追加開発コストなく実現できる。
「一般的なカスタマイズ型システムの場合、機能の追加や変更の度にカスタマイズが発生し、当然ながらコストがかかる。カスタマイズには仕様確定から機能開発、テストに時間や作業工数を要するため、機能追加を次のシステムリプレイスまで断念してしまうケースが多いだろう。しかし『COMPANY ECシリーズ』は、顧客の全ての要望に、一切の追加開発コストなく、すでに豊富にある標準機能で対応できるため、EC・通販事業者にとっては、早く新たな取り組みが始められる。実際、高いコストメリットを発揮しながら利用し続けることができると高い評価をいただいている」(セールス&マーケティンググループ・佐藤秀高マネジャー)。
豊富な標準機能を活用できることによって、導入スケジュールの遅延がほとんどない点も強み。500社以上の国内外の先進的なサイトの分析を行い、スマートフォン対応やオムニチャネル対応はもちろん、カートフロー、会員登録フローの改善、プロモーション管理など、最新機能への追加対応も迅速に行っている。
「通販・EC事業者にとって、トレンドへの追従は大変な作業。新たな機能の追加や変更などについても、すべて当社に任せてもらえればいい」(同)。
今後グローバル展開を強化していく考え。日本から越境的に販売する機能はもちろん、日本に本部を置きながらフロントの部分を現地で対応できるようにする機能、現地でサイト運用までを行いそれぞれの国でマーケティングデータを取得するなど、ヘッドクォーター的に展開できる機能などを開発。海外展開でも機能面を充実させていく。
「大規模EC・通販事業者が海外に進出する例が多くなっており、今後グローバルECが広がっていくだろう。我々は、海外でも『COMPANY』のコンセプトに基づき、そのお手伝いができるような仕組みを提供していきたい」(同)としている。

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この記事の筆者
大学在学中に起こったアメリカ同時多発テロに触発されて、紛争地などの取材を開始。
ただし、実力もコネもないフリーライターがうまくいくような世界ではなく、たまたま記者を募集していた通販・訪販の専門紙新聞社に入社。
EC業界を取材する記者として8年間勤めたのち、ネットショップ担当者フォーラムに記者として参加。
直接のご意見・情報のご提供などは nakagawa-m@impress.co.jp まで
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