システムインテグレータは1996年からECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」の提供を行っており、これまで累計で1100サイトのシステム導入実績がある。データベースやプログラムソースを完全公開し、導入企業で自由にサービス追加などができるようにしているのが特徴だ。
9月にはクラウドサービスをリリース、オムニチャネルの支援も
「SI Web Shopping」の特徴の1つとして挙げられるのが、データベースやプログラムソースを完全公開している点。ECのトレンドの変化は早く、大手EC事業者はこうした動きに素早く対応する必要がある。ただ、システムをすべてベンダーに任せてしまっていると、素早く動くことができない。
データベースやプログラムソースを導入企業に対して完全公開することで、導入企業が自社で自由に新たなサービスを追加することができる。また、外部エンジニアでも簡単に新たな機能開発をすることも可能だ。
「当社のクライアントは、自社エンジニアによる内製や大手システム会社がシステムを組むケースが多い。そうした状況に対応できるように、データベースを公開している」(ECソリューション営業部・今江圭希氏)と言う。
2014年9月には、、ECサイトとリアル店舗間における商品や在庫、受注データを統合管理・分析できるクラウドサービス「SI Omni Channel Service」を新たにリリースする予定。企業のオムニチャネル戦略を支援していく。
「ECサイト、リアル店舗の各種チャネルにおけるデータ連携、統合は従来、高度なシステム改修が必要だったが、このサービスを使うことで、データ管理・連携が低コストで行えるようになる。よりオムニチャネルが身近になるのではないか」(同)としている。
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